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2013年12月29日 (日)

今年の買い納め、G.プーレのブラームス、フランクとバルトーク

年末休みは昨日から。
今年は曜日の巡り合わせで9連休という長期となったが、前回までの9連休が何年前だったかは思い出せない。仕事でカレンダー通りには休めなかったと思う。

とはいえ昨日、今日と新年を迎えるための買い出しや掃除などで、音楽をゆっくり聴いている時間はない。
ましてや一昨日近所で不幸があり、明日お通夜で明後日の大晦日が葬儀となり、いつもの年以上に慌ただしい暮れとなった。

00_3CD時代の終焉が近くなり廃盤のサイクルが早くなった。
そこで気になっていたフランスのヴァイオリニスト、ジェラール・プーレのCDを3枚ほど入手しておいた。

仏ARIONのCDで、ブラームスの3曲のヴァイオリンソナタ集。
ピアノはイタマール・ゴランの2004年録音。
本家では既に廃盤になっている。

仏SAPHIRのCDでプーレとゆかりの深いドビュッシーと、フランクのヴァイオリンソナタのカップリング。

300x3002011101900009_2

ピアノはブルーノ・リグリットが弾いている。

ほかにラヴェルの「ハバネラ形式の小品」とラフマニノフとクライスラーが入った2001年12月8日のライヴ。

300x3002010041700120そしてもう一枚は、仏HARMONIC RECORDSのバルトークの無伴奏ヴァイオリンソナタとコダーイのヴァイオリンとチェロのための二重奏曲。

チェロはクリストフ・ヘンケル。1987年録音。

これで今年の買い納め。

今年入手した音盤はLP,CD、DVDなどおよそ200枚ほど。 大部分がLPだった。

景気の浮揚?とともに、このところ鎮静化していた音盤購入意欲は上向きに転じたようでいて、今やネットのダウンロード音源で貴重なものがごく簡単に入手可能になってしまっているご時世。

かつてのようなわくわくするような出会いと高揚感は薄れつつある。

Youtubeはプーレの弾くモーツァルト、ヴァイオリン協奏曲第3番。LP初期のレミントン音源

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音盤購入記録」カテゴリの記事

コメント

新年おめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

掲載されているブラームスは愛聴しています。なかなか達者な人ですよね。Youtubeのモーツァルトは音が良すぎませんか。Youtubeついでにこの動画はご存知でしたか?

http://www.youtube.com/watch?v=Cij9AkWpxvE
http://www.youtube.com/watch?v=yF3lFtBK2I8
http://www.youtube.com/watch?v=sgzT3i9YgCI
http://www.youtube.com/watch?v=6zEYtYMLqaQ

投稿: ぶりちょふ | 2014年1月 4日 (土) 00時13分

ぶりちょふさん、明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。

ご紹介の十勝で演奏された「四季」。興味深く拝見しました。

自由闊達な音楽が生き生きと脈打っている気合の入った素晴らしい演奏。
堪能しました。
随所で聴かれるアドリブが新鮮です。

ご指摘のREMINGTONのモーツァルト、SPのような針音が気にはなりますが。1952年録音としてはこんなもんかなとは思います。

投稿: 山本晴望 | 2014年1月 6日 (月) 22時28分

プーレ氏の若き日の演奏は実に立派だと思います。奏法に古(いにしへ)の面影が垣間みられるのは、おそらく指導者によるものでしょう。
ほぼ同年齢(同世代ではない)で天才と言われた多くの人達…..例えばメニューイン(プーレ氏の師)、ハイフェッツ等と比べると、プーレ氏のヴァイオリンには、見事だけれどもやはり教えられた痕跡が残っているのが分かります。それに対してメニューインやハイフェッツの才能は天性のもので、これらは教えられて出来上がったものではありません。動物的感性(デュオニソス)がアポロン的な知性を完全に上回っていて、しかも両者は見事なバランスと強い説得力、個性を備えています。作曲家ではメンデルスゾーンがそうです。10代にして既に3、40歳以上の精神的領域にまで達してしまっているのです。しかしながら、前者メニューインは後年も、10代の天才性は取り戻せなかったし、ハイフェッツはそれから中年にかけてまた別の意味で頂点を築きましたが、ロサンジェルスにて70で引退しました。
 
 プーレ氏の凄い所はこの13、4歳時の技術を安定、維持させながら、未だに75、6の年齢で弾き続けているという事でしょう。彼が70歳の時に弾いたブラームスの協奏曲を同じ年齢で1953年に弾いたティボーと比べるならば、メカニズムを保っているという点ではプーレ氏の方がはるかに勝っていますし、エネスコをはじめとする大ヴァイオリスト達、その晩年のバッハの無伴奏ソナタと比較すると、プーレ氏のそれには全くと言って技術的損傷がありません。このまま主にボウイング技術が肉体的にも維持されつ続ければ80を越えても演奏に支障はないでしょう。良い意味であくの無いアカデミックな奏者ということもプラスに働いていますが、自分のヴァイオリンを支配下におきながら様々 な楽曲に対して自然な様式的アプローチが出来る、という点ではある意味ヴィルトゥオーゾと呼んでも良いかも知れません。ミルスタインやリッチなどのヴィルトゥオーゾは80を越えてもなお弾き続けましたが、やはりまずボウイング技術に衰えを感じてしまったものです。大輪公壱

投稿: 大輪公壱 | 2014年6月23日 (月) 11時51分

大輪様、ご丁寧なコメントありがとうございます。

私がプーレを知ったのは父のガストン・プーレからでした。
ドビュッシー直伝の父ブーレの流れをくむジャラル・プーレの演奏に非常に興味を持ちました。

CDを入手し聴いてみると、技巧の確かさもさることながら、自然で温かみのある音楽つくりに魅了されました。

このようなヴァイオリニストが、日本に頻繁に訪れているのを知りさらに驚きました。

投稿: 山本晴望 | 2014年6月24日 (火) 22時41分

山本晴望様
 
 お返事を頂きありがとうございました。
この録音は以前から聴きかったものですから、大変嬉しく思っています。なかなか入手困難な’レミントン盤’、これをお持ちとはすごいですね!
 実は私、現在プーレ教授と同職なのです。先日ドビュッシーが父ガストンに宛てた手紙(コピー)を見てびっくりしました。このレミントン盤に氏のサインを貰ってさいあげたいくらいです!       此処ではちょっと氏の演奏の事を書かせて下さいますか。
 3・11...例の大震災の年の卒業式の事です。プーレ氏は学長講話の前に突然現れ、被害者への追悼の意も込めてかバッハの無伴奏ソナタト短調を弾いたのです。そしてまたこの演奏が本当にすばらしかった!技術的損傷ゼロ、貴族的かつエレガントでありながらも様式観は決して失わない...特に感心したのがフーガです。全く押し付けがましくない自然なポリフォニーの中から調的カデンツがふわっと浮き上がるのです。感動しました。その直後に学生オーケストラと弾いたブラームスの協奏曲については、過日記した通りです。カデンツァはヨアヒムでしたが曲もカデンツァも殆ど完璧。彼は今70半ばですが、まだまだいけます!プーレ教授の健康と活躍を祈りましょう。では宜しく失礼いたします。ありがとうございました。 

投稿: 大輪公壱 | 2014年6月25日 (水) 16時14分


大輪様、プーレさんの貴重な、そして素晴らしいお話ありがとうございます。

プーレさんのお知り合いだったとは恐縮です。
ドビュッシーからの手紙もすごいですね。

このブログで紹介したレミントン盤は、実物を自分が所有しているのではなく、Youtubeにアップされているものです。
このプーレのレミントン盤は、おっしゃるようにかなり入手難のようです。

プーレさんの演奏を、実演も含めてもっと聴きたいと思います。

なお、このコメントは不特定多数の人の目に入るものなので、大輪さんの住所などの個人情報の部分は編集させていただきました。

投稿: 山本晴望 | 2014年6月25日 (水) 22時01分

山本晴望様

また突然にすみません。1932年に録画された今はなきパリ交響楽団の映像(下記)。楽団員についてもし何か分かりましたらご教示下さいませんか。

 

1)第1ヴァイオリンの男性奏者は誰か?(Maurice Vieuxの可能性はあるか。)
2)2列目、斜め左でヴァイオリンを弾いているのはガストン・プーレ氏か?
3)チェロ右の男性は若き日のMarechalか?

  尚管楽器に関してはフルートの Marcel Moyse の他全て分かりました。恐らく、
Vuillermoz(cor),Bleuzet(hautbois),Oubradous(basson),Etienne(cl)だと思います。また第二オーボエはフィラデルフィアの主席をつとめたマルセル・タビュトーのような気もします。ホルンは仏式上昇ピストンでしょうか.....
以上宜しく失礼致します。
 
 では時節柄お体にご留意下さい。大輪公壱より。

Weber : Der Freischutz - Overture


dir. Felix Paul Weingartner
Orchestre Symphonique de Paris
Principal Flute : Marcel Moyse
1932


https://www.youtube.com/watch?v=UFHIE4hUP6M

参考https://search.yahoo.co.jp/image/search?rkf=2&ei=UTF-8&gdr=1&p=GASTON+POULET

投稿: 大輪 公壱 | 2017年7月25日 (火) 16時23分

大輪様、コメントありがとうございます。

うーん、難問ですね。

この映像は歴史的な指揮者たちのドキュメンタリー「アート・オブ・コンダクティング」の中の映像で最初LDで出ました。
私は国内盤の発売を待ちきれずに外盤を買ったりしました。

このワインガルトナーの映像を見た時に、このような映像が残っていたことに驚きました。


ホルン首席のEduard Vuillermozはこの時期60才を超えていたはずで、パリ音楽院管でも首席でした。
おっしゃるとおりこの時期フランス楽団で主流だったFシングルの上昇管ホルン(コル)を使っています。

オーボエのタビュトーはこの時期はアメリカに渡っていて、映像を見ても別人のような気がします。

ヴァイオリンの2列目の人は確かにガストン氏に似てますね。
チェロもマルシャル氏に似ているような・・・確信は持てませんが。


Maurice Vieuxはヴィオラ奏者ですし、ヴァイオリンセクションに加わることはないように思います。
風貌も異なるような気がします。

この映像でヴァイオリン奏者を誰かと特定することは私にはできませんでした。

ちゃんとした答えになってなくて恐縮です。

パリ交響楽団は当時フランスのオールスターキャストを集めた夢のオケですね。

投稿: 山本晴望 | 2017年7月29日 (土) 23時03分

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