山下達郎、「SEASON'S GREETINGS」
年末年始休みの直前のこの三連休はなんともありがたく、例年は年賀状を仕上げたり庭木の剪定やら部屋の片づけなどの暮れの準備で過ごしている。
今日はあまりにも良い天気なので、家内と東伊豆方面へ軽いドライヴすることにした。
これといった目的もなく車を走らせるのもどうかと思い10月末に亡くなった大叔母の墓参りに伊東に行くことにした。
連休中日で良い天気だが道路はさほど混んでいない。亀石峠を越えると相模湾が見えてきた。
山の中腹のお寺からは伊豆大島が意外と大きく見える。
墓地に着くと父の従姉弟、すなわち故人の娘さんがお墓に香花を上げていた。
この偶然に双方吃驚。これも故人の引き合わせだろうか。
大叔母は昭和の初期に音楽教師として女学校で教鞭をとっていて、その頃の古いオルガンや楽譜は今も家にある。
ドライヴの車中で山下達郎のCDアルバム「SEASON'S GREETINGS」をかけていた。
この時期なると必ず流れてくる名曲「クリスマスイヴ」の英語バージョンを収録したアルバム。ニューヨークと東京での録音。
曲はグルックの曲に始まり、「清しこの夜」やクリスマルキャロル数曲に、アメリカのスタンダードナンバーをアカペラと2管編成のフルオーケストラ伴奏で仕上げたクラシカルな雰囲気の漂うもの。
いささか沢山のものを盛り込み過ぎた印象もあるけれど、いずれもスタンダードな名曲ばかりで、1993年の発売から20年の歳月を感じさせない好アルバム。
Youtubeは「クリスマスイヴ」英語バージョン
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