土日、職場の我がセクションの親睦旅行で大阪、京都へ行ってきた。
ここ数日良い天気だったのが、この週末の関西は雨予報。 思えば昨年から仕事関係の大きな行事は全て雨だった。
早朝三島駅に集合した10数名。新幹線で一路大阪へ。仕事以外で大阪、京都に行くのは久しぶりのこと。
一日目は大阪。
道頓堀界隈を散策し、屋台のたこ焼きを軽く食べた後に「ぽてぢゆう」のお好み焼きと焼きそばから食道楽の二日間が始まる。

店内では威勢の良い若い女の子が食べ方の説明をしている。
太麺のうどんのような焼きそばが関西風なんだろうか。
お腹を満たしたとことで「なんばグランド花月」で吉本新喜劇を観劇。
この種の寄席は初めての経験。
前半は若手からベテランまで持ち時間10分ほど8組が出演。
自分が学生時代の漫才ブームの時に一世を風靡していた「ざ・ぼんち」や「オール阪神・巨人」。
桐灰のはるカイロのCMで流氷の中を泳いでいた桂小枝、関西落語会の重鎮桂文枝などなどお馴染みの人たち。

なにせ10分余りの短い時間なので顔見世興行的な軽い芸ばかり。
手抜きとまでは言えないまでも力を抜いたベテランの職人的な話芸よりも、一発勝負の若手の演目の方が楽しめた。
ベテランでは「大木こだまひびき」の絶妙なぼけとつっこみ・・・・見事でした。
後半の若手による吉本新喜劇は、ほぼ予想通りに進むストーリーとギャグの展開に途中で眠くなってしまいました。
次の予定の通天閣は待ち時間70分と聞いて、登るのは止めにして自由時間にしようということで衆議は一致。一同解散。
自分は一人で近くの安居神社に行くことにした。

ここは真田幸村終焉の地として知られる。
通天閣あたりから歩くこと10分余り。
ところが着くと4時で閉門との表示が有り扉がしまっていた。がーん!!
そのまま去るのも惜しかったのでぐるりと周ると意外に境内は広い。
想像では小さな稲荷神社のようなところだと思っていたのだが。
すると裏口のようなところが開いていて、お巡りさんと神社の人が立ち話をしている。
このお二人に声をかけて中に入れていただいた。
ごく普通の小さな神社だが小高い崖の上のような場所にあって、大坂の陣当時は小さな丘のようなものだったのではなかろうか。

中には真田幸村の碑と像があって、ここの像はごく普通のおっさんのような顔でこれが妙にリアル。
暗くなり始めた境内でしばし戦国の英雄に思いを寄せる。
そして四天王寺を回り、宴会前に串揚げを食べている皆と合流。

そして通天閣近くの「づぼらや」のフグ料理で宴会。
外に出ると、およそ1月らしくない暖かな夜の道頓堀を散策する。
大層な賑わいの中で中国語があちらこちらで飛び交っている。
尖閣問題があるとはいえ中国との交流は日常の生活の中では変化はないようだ。
金龍のラーメンを食べているうちに雨が降り始めた。
食道楽一日目が暮れてゆく。
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