2014年、正月
暮れからこの正月の三日間は暖かな良い天気だった。
今年もこのまま穏やかな一年でありたいもの。
元日の朝、下の娘が友人と初日の出を見に海に行くのだと突然言い出し、いつもは昼ごろまで布団の中にいるのに4時起床。
自分も釣られて目が覚めてしまった。
まだ暗い夜道を歩いていくというので、懐中電灯を持たせるために外に出て追いかけたがすでに娘の姿は暗闇の中に消えていた。
夜明け前だが妙に暖かい。
すっかり目が覚めてしまったので、家内を起こして沼津港の展望水門「びゅうお」に行き初日の出を観に行くことにする。
ところが既に駐車場はいっぱいで展望フロアは満員で入場制限中。
近くの牛臥海岸に出たところ体が飛ばされそうな強風、海には白波が立っている。
諦めて地域の氏神の楊原神社と、疫病退散のために京都より勧進された吉田神社にお参りし、途中とぼとぼと歩いている下の娘に遭遇し拾って帰宅。
海はすごい風で誰もいなかったとのこと。
家の神棚とお稲荷さんにお参りし弟家族を迎えて朝食の後、家内の実家に行き夜遅くまでの宴会はいつもの元日と同じ。 家内の実家で、昨年式年遷宮だった伊勢神宮の地元の伊勢志摩限定の古代米を使った「神都麦酒」などを飲んでいた。
丁寧に醸されたことが伝わる深いコクのあるビール。
帰宅したらウィーンフィルのニューイヤーコンサートをやっていた。バレンボイムの指揮。
バレンボイムもすっかり老巨匠の仲間入り。
このような平凡な日常を過ごせることが幸福というのだろう。感謝。
Youtubeは2014年ニューイヤーコンサート
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