バーナード・ハーマンのヒッチコック映画音楽作品集
くもり午後から雨。
年末から晴れ続きで多少乾燥気味だったのがこれで多少潤った気配。
今日は、原因が10年以上前にまで遡る一年越しの大きな問題に僅かながらの光明が見い出せた日。
なんとなく肩の荷が下りたようで気分が良い。
こんな日に聞いたのは映画音楽界の鬼才バーナード・ハーマンのヒッチコック映画作品集。

元タイトルは「The Great Hitchcock Movie Thrillers」という英DECCAのLP.
指揮はハーマン自身のオケはロンドンフィルというもの。
ここでハーマンは、「サイコ」「マーニー」「北北西に進路を取れ」「めまい」「 ヒッチの肖像」の5曲を管弦楽組曲にアレンジして演奏している。
特に「サイコ」は物語の進行に沿った曲配置で、弦楽器のみによる刺激的な音楽が聴き手の興奮を誘うもの。
他の曲もカラフルにして意表を突く楽器の使い方と、ひたすら攻撃的な原色的な響きが時として官能的ですらあります。
フェイズ4の各楽器を過度にクローズアップした音作りもこの種の音楽には効果的だ。
多少脳に過大な刺激が受けたので、ハーマンの遺作となった「タクシードライバー」のサントラを聴いて冷却することにする。
こちらはトム・スコットの吹くサックスの響きが甘く物憂げな感傷を誘い、都会の気だるさと非情さを見事に描いた傑作。
ここではヒッチコックの作品集とは全く別種の音楽が鳴っている。
Youtubeは「タクシードライバー」のテーマ
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