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2014年2月23日 (日)

マーラーの初期歌曲集

晴れ夜から一時雨。朝、家の近くの沼津御用邸記念公園へ行ってみた。
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ここでは「寒緋桜」や早咲きの桜が咲き始めている。もう春は近い。

本日2月23日は富士山の日ということで、入園料無料。
とはいえ早い時間だったので観光客はさほど混んではいなく観光ボランティアさんたちが打ち合わせをしていた。

Sdsc00247東附属邸へ向かい、千利休作と呼ばれる国宝「待庵」を模した「駿河待庵」を眺めたり庭園を散策。http://blogs.yahoo.co.jp/kmy22jp/15069476.html

梅が香る庭園の一部には茶席が設けられていた。

ここで中国から来たらしい、若い女性観光客からシャッターを押すのを頼まれたりしているうちに周りが賑やかになってきた。

広場ではご当地アイドルユニット「オレンジポート」の新作発表イベントが始まるところだった。http://www.orange-port.com/

近々パリ公演を控えているとのこと。
Sdsc00252「ヘーえ・・」と感心しながら聴いていると、同じ職場の女の子に声をかけられた。


なんでもご近所の中学生がメンバーのひとりだとのことで応援に来たらしい。
ぐっとローカルな気分になったところでその場を離れた。

今日はバリトンのトーマス・ハンプソンの歌うマーラー初期歌曲集を聴いた。
テルデックへの1992年録音のCD.

マーラーの初期の歌曲はいろいろ錯綜していてわかりにくいけれども、このアルバムは「さすらう若人の歌」と「若き日の歌」から7曲をディヴィッド・ラッツのピアノ伴奏、「若き日の歌」の残りの歌を「5つの初期の歌曲」「6つの初期の歌曲」という括りでルチアーノ・ベリオのオーケストラ編曲版で収録した凝ったもの。

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こちらの伴奏はベリオ指揮のフィルハーモニア管。

ここでピアノ伴奏の「若き日の歌」とされている最初の3曲は、通常は「3つの習作歌曲」として別に扱われ1990年に出版されたもの。

この中の第3曲は「若き日の歌」の「ハンスとゲーテ」とほとんど同じなのもマニアック。

ハンプソンはマーラーの歌曲をほぼ全曲残しているが、ベリオ編の録音ということでこのアルバムは独自の存在感のあるもの。

歌唱の見事さだけではなく、ベリオの色彩豊かなオーケストレーションも聴きものだ。
なお「若き日の歌」からの「思いで」は、ベリオの二つの異なるオケ編を収録している。

ここの歌曲の数々は、後に作曲されたマーラーの交響曲のいたるところで素材が使われていて、聴いているうちに懐かしいような気分になってきた。

沼響のHPの聴き比べ「巨人を聴く」に第3回「曲のなりたちと出版の経過」をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/titan.cgi

Youtubeはハンプソンの歌う「さすらう若人の歌」から第2曲。「巨人」の第一楽章に用いられたもの。

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