胃カメラを飲む
今日は初午。 家のお稲荷社を祭り、赤飯を供えた。
江戸時代はじめからの古い旗もあったのだが、午後から雨の天気予報だったので今年は簡略版にした。
昨日の暖かさが朝まで残っていたものの、どうやらこの現象は静岡限定らしく関東地方は午後は雪。
こちらも夕方から冷たい雨。雨が降る直前には空が夕焼けで真っ赤になっていた。
2週間前に原因不明の腹痛になり医者に通っていたが、その時に胃カメラで検査することになっていて本日その検査の日。
仕事は一日休ませていただいた。
ここしばらく大阪、京都、松坂などで暴飲暴食気味だったので、一抹の不安を抱えながら病院へ。
麻酔の関係で車で来ることを止められていたので、家内の車で送ってもらう。
胃カメラは過去2度ほど飲んだことはあるものの非常に苦手。
苦しかった印象しかない。
今回も気が進まなかったのだが、必要に迫られてといったところ。
今通っている医院は胃腸科の専門医で、個人病院ながら設備も新しく評判も良い。
検査前に静かなBGMが流れる安静室というところに案内された。
一見豪華な椅子に座らされて液体の飲み薬を2杯。しばらく静かにしてくださいと看護師に言われる。
BGMはソプラノのオペラアリアが流れている。
耳を澄ますと、なんとカタラーニのオペラ「ワリー」からの「さようなら故郷の家よ」だった。
院長先生の趣味かしらん。
診察室に呼ばれ横になる。
また苦行が始まるかと身構えているうちに、腕に麻酔をぶすり。
そのまま意識が遠のいてしまった。
気が付いたらまた安静室のふかふかとした椅子に座っていた。
時計を見ると診察室に入って約2時間が経過している。
苦痛は何も感じずなんとなくリラックスしたような良い気持ち。
部屋に流れているBGMはベートーヴェンのカルテットのアダージョらしいが頭がボウっとして曲が特定できない。
立ってみるとなんとなくフワフワして、車は運転できないですよと言われた意味が納得。
診断結果は逆流性食道炎と胃炎だという。これで風邪でもないのに咳が頻繁に出ていた理由が判明。
次は大腸の内視鏡検査をしましょうということになった。
帰りは家まで歩いて帰ったがあまり記憶に残っていない。
帰宅後そのまま夕方まで熟睡。疲れが溜まっているのだろうか。
Youtubeは「ワリー」から「さようなら故郷の家よ」、中島彰子の歌
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