« マーラーの「巨人」を聴く | トップページ | 胃カメラを飲む »

2014年2月 3日 (月)

ドビュッシーのナレーション付きバレエ「おもちゃ箱」

2月に入ったが、今日のような暖かな節分は記憶にない。
本日静岡市で県内同業者を集めての会議。
あまりにも暖かだったのでコートを車に置いて出張。

会議終了後、出席者の一人といろいろと雑談をしていたら自分の大学の同級生の友人だったことが判り、一挙に距離が縮まった思い。世の中狭いものだ。
出張先からそのまま直帰。

今日はドビュッシーが愛娘エンマのために作曲した子どものためのバレエ「おもちゃ箱」を聴いた。

演奏は挿絵画家アンドレ・エレの台本によるナレーション付きの珍しいもので、ナレーターはクロード・トゥーハン。ミシェル=エリーズ・クエラールのピアノというもの。
仏SARAVAHというレーベルのLPでモノラル。

おそらくクラシック音楽のジャンルとしてではなく教育用のものとして製作されたものだと思う。
LPジャケットの絵はエレ自身が描いた「おもちゃ箱」の挿絵。

Sdsc00146
「おもちゃ箱」はピアノ曲として作曲されたが、ドビュッシー自身が管弦楽曲化を意図し作業を進めていたが、ドビュッシーの死により未完に終わり弟子のキャプレが完成させている。

今ではオケ版の方が演奏の機会が多いと思う。

音楽だけでは20分ほどの短いものだがナレーションが入ると40分弱。

筋は小さなおもちゃ箱の中で繰り広げられるたあいのないドタバタ芝居だが、ピアノ原曲で聴くと晩年のドビュッシーの凝った一面が垣間見えて面白い。

ピアノ曲「小さな黒ん坊」の旋律がほとんどそのまま出てくるし、メンデルスゾーンの結婚行進曲のパロディも出てくる。
終曲には「ビリティスの歌」のエコーも聞こえてくる。

Youtubeはキャプレ編のドビュッシー「おもちゃ箱」

|

« マーラーの「巨人」を聴く | トップページ | 胃カメラを飲む »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« マーラーの「巨人」を聴く | トップページ | 胃カメラを飲む »