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2014年3月30日 (日)

沼津東高校吹奏楽部第50回定期演奏会

昨晩からの雨は午後に春の嵐となってしまった。

本日午前中は、町内の自治会総会。
今年も来年も特に役員ではないが、新築成った自治会館の中が見たくて参加。

今年は長く務めた自治会長さんが退任する年。
自治会の戸数は400戸余り、千人余りの人たちが生活する大きな自治会で、古くからの農家の30軒の所有していた農地が次第に宅地化し人口が増えていった地。

自分が子供の頃は田んぼばかりだった。

自治会の主な役員は伝統的にその農家が務めてきたが、今の自治会長さんはその因習を破り、エコを題材にして新旧の世帯の溝をうまくまとめたという大きな功績を残している。

エコ活動に関しては全国的に話題になり、NHKが特集を組んだほど。

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そして午後はわが母校、沼津東吹奏楽部の記念すべき第50回定演。

こんな日なのに春の嵐が直撃の暴風雨。JR東海道線も止まってしまった。
台風が直撃した沼響第20回定演の悪夢を思い出した。

この風雨の中を会場の沼津市民文化センターへ向かう。
客の入りを心配したが、会場に着くと入場待ちのお客さんの長蛇の列。 ほぼ満席。

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演奏は、吹奏楽のオリジナルやクラシカルな曲の第1部と、伝統のジャズステージに踊りも入ったポップス系の第3部といった高校吹奏楽部によくある構成。
今回は第50回ということでOB合同演奏が復活した。

合同の曲はワーグナーの歌劇「ローエングリン」から「エルザの大聖堂への行列」というもの。

今回自分は練習日程が自分の都合と合わなかったので、出演のエントリーはやめておいた。

自分の子どもたちより若い高校生の間に見知った同輩の顔が見える。
OB合同とはいえやたらと編成を大きくせず、バランスよくまとめていたのは顧問のK君の手腕だろう。
爽やかにしてじっくり落ち着いた感動を盛り上げていた。

そして会場にかけつけてくれた第1回定演出演の大先輩たちの花束贈呈。

青春の思い出と、50年の年輪の重みをかみしめた感慨深い演奏会。

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