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2014年3月 9日 (日)

モントゥーの「映像」

良く晴れた日曜、近所の河津桜も満開でもはや春の気分。
いよいよ花粉症の気配も出始めている。

今日は午前中に母を連れ、甥の大学入学祝いを届けに行く。
ちょうど昼時だったので、甥お気に入りの長泉町のラーメン屋「英鶴」へ弟夫婦と行くことにした。

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お店は家内の実家の近く、比較的広い店内にお客は8割ほど。店主ご夫婦と美しい娘さんらしき方3人で切り盛りしている。
自分は和風蟹ラーメンに餃子をたのんでみた。魚系出汁の上品で飽きない味が店の雰囲気と合っている感じ。

今日はモントゥー最晩年のドビュッシーを聴く。
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曲は「映像」全曲に「聖セバスチアンの殉教」交響的断章。ロンドン響を振ったフィリップスから出ていた国内盤LP.

厳しささえ感じられる曖昧さのない純音楽的な名演。澱みのない流れの中に仄かな色気が漂う全てを知り尽くした巨匠の芸。

そしてもう一枚はウィーンの音楽家たちによる、ハッセ、テレマン、ビヴァルディのフルート協奏曲集。
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こちらも70年代の廉価盤LPで、ティチクが出していたバロック名曲コレクションシリーズの一枚。
フルートはウィーン響の首席奏者だったワナウゼクのフルートに、クルト・ラップ指揮のウィーン響のメンバーによるもの。

穏やかでのんびりとした風情が初春の休日に聴くのにふさわしい。
ワナウゼクのフルートも暖かい

沼響のHPの聴き比べコラム「巨人を聴く」に第6回「マーラーの弟子たち」をアップしました。

Youtubeはドビュッシーの「イベリア」、ミュンシュの指揮

 

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