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2014年4月22日 (火)

沼響30年目の合宿その2

合宿二日目、起床は7時。

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眼下から聞こえてくる世古渓谷の瀬の音で合宿に来ていることを実感。
雨は上がっている。
宿舎の外に出て朝食前に付近を散歩。いつも近くの山の中腹にある梶井基次郎の文学碑へ。
S20140420_073758 梶井基次郎が逗留していた「湯川屋」のご主人が寄付を受けずに私費で建立したという文学碑。
傍らには苔むした「檸檬塚」。 「白雲楼」に戻ると、古びたロビーに数人集まり談笑中だった。
昨年までなかったチェロがガラスケースに入って飾られている。
 
ここで沼響の創立者の奥様にして第一回定演から参加しているSさんと昔話。
30年前の合宿の時に、奥さんは学校を出たての私の家内と同じ車に乗ってこの白雲楼の合宿に参加したとのこと。
今私の娘がこの時の家内と同じ年齢になっていることを知り感慨しきり。
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宴会明けの朝食は湯豆腐だった。

午前の練習は下田先生の指導で管楽器分奏。 朝からマーラーはちょいと重いので、最初に初心に返って皆で基礎練習を30分ほど。
そして「巨人」の第2楽章から本格的な練習を開始する。
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結局ホルン以外の金管の出席がよくないので自然と木管中心の練習となった。 なんとなく不完全燃焼のまま午前の練習は終了。

午後は降り番の「未完成」なので、昼食の後に帰ることにした。
6c3014149a25951736c344760ff443a2 昼食は「白雲楼」恒例のカレイライスを期待していたのだが、外見は黄色いカレィでありながらなぜか中身はハヤシライスだった。

皆首をかしげながら食べているのがおかしい。
だが美味。自分も大盛りのおかわりをした。



帰りは世古渓谷を上ること500メートルあたりの日帰り温泉「いづみ園」へ。
10173714_508957335893856_4863968540 入湯料は700円。風呂はちょいとぬるめで近くの地元管理の「世古の大湯」がすごく熱かったのとは対照的だ。
ちなみに世古の大湯は入湯料100円。
こぎれいな露天風呂に休憩室。先客に同じホルンのメンバーがひとり。
そのうちスーツを着た男性3人と、旅の若者、そして30代くらいの夫婦が一組入ってきた。
風呂上りにフルーツ牛乳が飲みたくなった。だが自動販売機にも売店にもなかったのでがまんした。

ちょうど娘たちが家にいるので、「梅月」で和菓子を購うつもりが店は閉まっていた。 日曜とはいえ交通量が少ない。これでは商売にならないのだろうか。
S03ichigoplaza2 結局伊豆長岡のいちごプラザで特大いちご大福を買って家族のお土産とした。
毎年この時期にこんなことをやっていて30年。今年も合宿に参加できたことに感謝。

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