« ボールトのウォルトンとカイルベルトの「運命」 | トップページ | バッハ、三位一体の祝日のためのカンタータ集 »

2014年4月28日 (月)

ハンソンの交響曲第4番

GWに入ったものの今年は巡りが悪く飛び石連休。

カレンダーどおりの休みの自分としては連休気分にはなれぬところ。
上の娘の通勤用の車の購入やら保険の手続きやらで連休前にして金欠状態。 車の保険の新規加入があんなに高いものだとは思わなかった。

昨日の午後は、上の娘が出た高校吹奏楽部の定演があり娘と家内と3人で聴きに行っていた。
いつもの会場の三島の「ゆうゆうホール」が改修工事中ということで、今年は沼津市民文化センター。

昨年の定演では娘を独唱者としてゲスト出演させていただいている。
開演前に楽屋へ失礼し指揮者のOさんに簡単にご挨拶。

真剣勝負の演奏。青春のこのひと時にかける高校生の姿は眩いばかり。

帰りは家内とセール中のブックオフに行き、100円均一コーナーで佐々淳行著の「ほんとに彼らが日本を滅ぼす」(幻冬舎、2011.7)を購入。


S20110808_962130_2 東日本大震災直後に書かれただけに、危機管理のプロによる当時の民主党政権の震災と原発事故への対応へのまずさへの痛烈な批判の書となっている。
当時から報道でなんとなく感じていたことだが、あの時の民主党の首脳部がこれほどひどかったとは思わなかった。

パニック状態に陥いりなす術を知らず、やたらと対策委員会と称する組織を立ち上げ不毛な時間だけが過ぎて行く。
その間に刻々と事態は最悪の状態に。

政府高官、原発関係者の自己保身の責任逃れの言動の数々・・・ 読んでいて情けなくなってくるほど。

本日は家内がファンクラブに入っている槇原敬之のコンサートが東京であり、付き合うつもりが、どうしても抜けられない会議が夕方に入ってしまいやむなく断念。
家内は下の娘の所へそのまま泊まるとのこと。

帰宅後聴いたのはアメリカの作曲家ハワード・ハンソンの交響曲第4番。

先月東京で購入した米マーキュリーのオリンピアンシリーズのモノラルLPで、作曲者自身の指揮イーストマン・ロチェスター管によるもの。
Sdsc00421 カップリングはロイ・ハリスの交響曲第3番でこちらの曲がお目当てだった。

この曲はハンソンの父を哀悼して書かれた曲。

ロマンティックにして宗教的な祈りに満ちた作品でところどころにグレゴリオ聖歌のエコーが聞こえてくる。

演奏は丁寧にして深くじっくり歌い上げた名演だ。

ところがサイトを検索していたら同じ演奏を聴いた自分の記事が出てきた。

ダブリ購入だったのであった。(^^;

以前聞いたのはオランダフィリップスの疑似ステレオ盤だったが、オリジナルのモノラルLPを聴いたら印象が一変した。
Youtubeはそのハンソン自演の交響曲第4番フィナーレ

|

« ボールトのウォルトンとカイルベルトの「運命」 | トップページ | バッハ、三位一体の祝日のためのカンタータ集 »

音盤視聴記録」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ボールトのウォルトンとカイルベルトの「運命」 | トップページ | バッハ、三位一体の祝日のためのカンタータ集 »