クレーメルとケンペのシベリウス
4月最終日。昨晩からの雨は断続的に強くなり明日も雨の予報。
ここ数年4月は忙しいだけの記憶しかなく今年も環境は変われど同じようなもの。
場所は昨年まで利用していた古い巣の裏側。
だがそこは土台が不安定で、数年前に何度も落下事故があり卵が全滅した場所なのだ。
だがそこは土台が不安定で、数年前に何度も落下事故があり卵が全滅した場所なのだ。
1975年8月のヘルシンキ音楽祭のライヴ。
伴奏はケンペ指揮のストックホルムフィルで裏青のCD-Rのブートレグ盤2枚組。
もう一枚は同じメンバーの「エロイカ」が入っている。
切れ味鋭い気合十分のクレーメルのヴァイオリンを、豪快にして堂々と支えるケンペの指揮が聴きもの。
切れ味鋭い気合十分のクレーメルのヴァイオリンを、豪快にして堂々と支えるケンペの指揮が聴きもの。
収録は23の小品、自作歌曲によるピアノ曲もの、そして未完のピアノ協奏曲ロ短調の断片やピアノソナタの初稿、そして現存するグリーグの最も初期の作品ラルヴィックポルカなどのかなりマニアックな作品の数々。
どれも5分に満たない小品で、曲によって霊感の差が著しいが難しいことを言わずに素朴な抒情を気軽に楽しむ音楽。
ここではスタインウェイのピアノのほかに、オルガンやグラーフピアノと呼ばれる19世紀半ばの古風な音のピアノを弾き分けている。
沼響HPの聴き比べコラム「巨人を聴く」に「版の違い、1912年版について」をアップしました。
どれも5分に満たない小品で、曲によって霊感の差が著しいが難しいことを言わずに素朴な抒情を気軽に楽しむ音楽。
ここではスタインウェイのピアノのほかに、オルガンやグラーフピアノと呼ばれる19世紀半ばの古風な音のピアノを弾き分けている。
沼響HPの聴き比べコラム「巨人を聴く」に「版の違い、1912年版について」をアップしました。
Youtubeはグリーグの「過ぎた春」
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