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2014年4月29日 (火)

バッハ、三位一体の祝日のためのカンタータ集

昭和の日は午後から雨。庭の白ツツジが雨に濡れていた。
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午前中は車通勤を始める娘の車の練習に付き合い、午後は畑作業もできないので家の雑事をしながらバッハのカンタータを聴いていた。

演奏はカール・リヒター指揮のミュンヘンバッハ管と合唱団。

曲は「三位一体の祝日のためのカンタータ集」からBWV.9、187、178、105、107、179,137の7曲。
独アルヒーヴから出ていたLP6枚組の中からの3枚。

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バッハのカンタータの中でもこの曲集は祝日を祝うだけに明るい曲が多く、多くの曲でトランペットやホルンが華やかに活躍している。

リヒターの演奏はきっちり厳格なスタイルにして湧き立つような躍動感もあり、祝祭的な気分を十分に盛り上げるもの。

フィッシャー・ディースカウ、シュライヤー、ヘフリガー、マティスなどの一流どころの歌手たちと、フルートのニコレやグラーフ、ホルンのバウマン、トランペットのウイブラハムなどの名手達がリヒターの棒の下に名演を展開。

かつてバッハのカンタータといえば定番となっていた演奏だが、古楽全盛の今でも色褪せない名盤だ。

Youtubeはリヒター指揮のバッハ「ロ短調ミサ」から、ヘルマン・プライのバリトンにバウマンのホルン

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