キース・ジャレットのヘンデル
週末休み。2月に美しい花を咲かせた庭の白梅が今は実をつけている。

これは寒暖差アレルギーかもしれない。
午前中は車の運転の修行中の娘につきあい郵便局本局に行ったり、母を病院につれていったりしていた。
合間にケーブルテレビの技術者が来て、録画のできるコンボックスに取り換えていった。
アナログ時代から、東京局も視聴可能で画質も安定していたケーブルテレビに加入しているが、デジタル時代となってメリットは感じなくなった。
年間の視聴料を考えると、パラボラを設置する方が安いのでそろそろ切り替え時か。
GWから引き続き音盤、書籍の整理をしている。
サラリーマン生活も先が見え、そろそろ聴くもの読むものを厳選して生活をスリム化する時期だろう。
今日はキース・ジャレットの弾くヘンデルを聴いていた。
ECMから出ていたCDで、ヘンデルのクラーヴィア組曲から数曲。
平均律やゴールドベルク変奏曲の録音もあるがヘンデルは珍しい。

キースのクラシックには、20年ほど前にチック・コレアと共演したモーツァルトの2台のためのピアノ協奏曲がテレビで放送されていた。
ジャズピアニストとして著名な二人だが、なんとなくクラシック音楽にも合いそうなタイプだったので実現したのだろうが、聴いていて違和感のみが残ったのが印象に残っている。
このCDを購入したのはかなり前だが、初めて聴いたときは音は美しいがそれが表面的なものに感じられ、やはりつまらなかった。
今日聴いて印象が変わらなければ手放すつもりだった。
ところが意外と良いのである。
今日の様な良い天気の休日にふさわしく爽やかで重くない。
音楽は揺れているが、それでいて純粋なひとつひとつの音が部屋の中に流れていく。
ここ数年で自分の感性と好みが変わったのかな・・・・。
Youtubeはキースの弾くヘンデルからヘ長調の組曲
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