バシュメットの「ホルベルク」組曲
6月も今日で終わり、今週は先週末に発生したトラブルの解決や外部委員を招いての会議など、いろいろと気が重い1週間。
贅肉をそり落とした無駄のない音楽。
チャイコフスキーとグリーグという民族色の濃い曲を、あえて感傷を排しクールに演奏している。
人数は20人ほどのようで響きも透明で見通しの良いもの。

6月も今日で終わり、今週は先週末に発生したトラブルの解決や外部委員を招いての会議など、いろいろと気が重い1週間。
休みの日に限って早く目が覚める。今日も5時に目が覚めた。
早めに畑の生垣の剪定をしようと外を見ると雨だった。
8時頃には雨は上がったが、なんとなく気が削がれ、葉も濡れているので来週に延期とする。
昨晩はお寺の役員会。市内の老舗料亭に18時集合ということで、15分前に行き会議室に入ると10数名のメンバーは既に全員揃い自分を待っている。
6月最後の土曜日は朝から小雨模様。
畑の周囲の生垣根を剪定しようと思っていたのだが、この雨で断念。
いつもは長めの剪定鋏を使うのだが、時間短縮の為に電動の剪定バリカンを買おうと思い立ち、Amazonでいろいろと検索。
手ごろなものがあったので、ポチッっと購入しようとしてふと手を止める。
待てよ、実物が見たい・・・重さと大きさも実際に知りたいし、と思い立つともういけない。
近くのDIYショップに走り、店内の園芸コナーを見る。
すると、自分がネットで買おうと決めた機種があった。
しかもAmazonと比べて価格が千円高いだけ。送料を考えるとこちらの方が安い。
しかも明日すぐにでも使えるぞ。ほとんど衝動買いに近い形で購入。
明日は晴れるかな。楽しみになってきた。
何もないはずの金曜日は昼前に大きなトラブルが突発。
6月も残り少なくなり早くも木曜日。本日午前中本部で例月の定例監査。
自分の領域はさほどの質問もなく無事通過。
曇り夕方から雷雨、箱根向こうの関東は強烈な雹が降った。
上の娘は今日明日東京へ出張中。
今日はイギリスの、というよりもスコットランドの音楽発展に身を捧げたサー・アレクサンダー・ギブソン指揮による「スピリット・オヴ・スコットランド」というアルバム。
オケはスコティシュ・ナショナル管(現ロイヤルスコティシュ管)
スコティシュ・ナショナル管は、イギリスのローカルなオケの印象が強いものの、ターリヒやセル、バルビローリといった大家が、有名になる前の若い頃に首席指揮者となっている。
これは英シャンドスのLPで、スコットランドにちなんだ序曲を5曲集めたもの。
雨の日曜日は充分に休養、明けて週の始まりは爽やかな晴れ模様。
夏が近づき午後から熱くなってきた。
本日特に大きな会議もなく今週末の監査の準備で一日が終わる。
娘が「カワセミだ!」と声を上げた。
見ると隣の家の屋根に、蒼と赤茶色の鳥1羽と、茶色の見慣れぬ鳥が2羽。
カワセミと間違うほどブルーが鮮やかに見えたが、明らかに違う野鳥だ。
野鳥に詳しい友人の話によるとイソヒヨドリだという。
茶色が雌で鮮やかな方が雄。海辺に生息する野鳥らしい。じっとこちらを見ていた。
昨日の午前中は家内と、駅前の老舗寝具店「わたやす」へクッションを買いに行っていた。
音楽はマーラー未完の交響曲、第10番。
演奏はオーマンディ指揮フィラデルフィア管によるクック第2稿と、ザンデルリンク指揮ベルリン響によるクック第3稿第1版。
マーラーの交響曲第10番は未完ということもあり、自分としてはマーラーの作品の中では、最もなじみの薄い曲だった。
最初に聴いたのは高校生の時、テレビで放送されていたハイティンク指揮コンセルトヘボウ管の来日公演の第1楽章「アダージョ」だった。
この時はトランペット奏者が、やたら高い音を長く伸ばしていた場面しか印象にない。
音盤で聴いた最初の演奏は、セル指揮クリーヴランド管のアダージョとプルガトリオの2つの楽章によるクシェネック補筆版。マーラーの交響曲第6番とのカップリングだった。
これは今でもレコード棚にあるものの印象に残っていない。
とにかく第10番は未完という思い込みに加えて、マーラーの作品の中で第9番以前の曲とはまた別種の宇宙的な広がりを持つ曲になるはずが、未完となり結局つかみどころのない曲のままになってしまった、というイメージが自分の頭の中で勝手に広がっていた。
そんな中でのオーマンディの演奏。1967年のクック第2稿初演直後の録音、
これは3年ほど前に、ヤフオクで大地の歌とのカップリングの米盤LP3枚組を300円で購入したものだが、こちらも聴いた記憶がない。
フィラデルフィア管の美しい弦楽器の音が心地よく響き、非常にわかりやすい演奏だっ腹に響く。
全曲LP2枚組を聴いていて、よくぞクックさん、曲を完成させてくれたと感謝の念が起きるほど。
録音も非常に良くて、フィナーレの大太鼓の重くドッシーン!とした音が大きなインパクトを持って腹に響く。
ここで調子に乗ってザンデルリンク指揮のクック第3稿の演奏を聴く。
ドイツシャルプラッテンへの録音で、徳間音工が1000円で出して評判になったCDのシリーズ。
こちらはびっしり目の詰まった厳しい演奏。この曲の持つ未来性と、ある種の危うさを白夜的な美しさを伴いながら演奏している。これはこれで良いと思う。
フィナーレの大太鼓は短くドシン!!
オーマンディの第2稿とは異なる音。
「巨人」を実際に演奏し、マーラーの楽譜をいろいろと眺めているうちに、交響曲第10番の世界が突然見えるようになってきた。
不思議なものだ。
Youtubeはマーラーの交響曲第10番フィナーレ、ノセダの指揮
待望の週末休み、今宵遅くから雨の予報。
本日ワールドカップ対ギリシャ戦。7時キックオフということで、出かけるまでの15分ほど観戦。NHKBSのサッカー解説者の一人は、幼なじみで同級の畏友山本昌邦。
サムライジャパンが崖っぷちということもあり、彼の解説はいつもよりも力の入ったもの。
一方のギリシャも厳しい状況、試合前からなんとなく悲壮感が漂う両チーム。
適度な雨と本格的な夏の前触れの暑さが続く。
昨日は沼津吹奏楽団の創立40周年、第50回定期演奏会。
場所は沼津市民文化センター大ホール。
沼津吹奏楽団は静岡県東部で最も古い市民バンドで、創設は自分が中学生の時の昭和48年。
ちょうど自分が入っていた中学校の吹奏楽部顧問の先生が創設に深く係っていて、当時のバンドのメンバーには学校の先輩何人かが所属していた。
お披露目は、昭和48年沼津市芸術祭の合奏部門。
同年に創設された駿河管弦楽団(現三島フィルハーモニー)もこの芸術祭に参加していた。
この土日は久しぶりにコンサート三昧になりそうだ。
今日は女流ピアニスト、アリス=紗良・オット、ピアノリサイタル。場所は富士ロゼシアター中ホール。
曲はベートーヴェンのピアノソナタ「テンペスト」
バッハの幻想曲とフーガBWV.944、同じく「シャコンヌ」
後半はリストの作品、愛の夢第2番と第3番にパガニーニ大練習曲全曲というもの。
パガニーニ大練習曲全曲は第3曲「鐘」と第6曲「主題と変奏」を入れ替えて演奏。
今日は日差しの強い夏の天気。このところ一日一週間が経つのが早い。
次のオペラ「トスカ」公演に向けて合唱の募集がまもなく始まる。
今日は朝から雨模様。
今年のPMFに来演する予定だった、ロリン・マゼールの来日が中止になってしまった。
8月7日のサントリーホールでの公演のチケットを入手し、楽しみにしていただけに非常に残念。
5月のボストン響の来日に同行する予定がアクシデントによりということで中止になり、心配していたが現実になってしまった。
1980年代にポスト・カラヤンとして名の上がっていた1930年代生まれの指揮者たちも、アバド、クライバーは没し、小澤征爾は往年の元気はなく残るはマゼール、メータのみ。
この5人の中で唯一、マゼールのみ実演に接していなかった。何とか再起して再来日を期待したい。
代役は佐渡裕ということだが、今回は払い戻しさせていただくことにした。
今日は外の雨音を聴きながら、ラフマニノフのチェロソナタをしみじみと聴いていた。
演奏はラファエル・ゾンマーのチェロに、ダニエル・アドニのピアノ。
仏 LYRINXから出ていたCDで1987年録音。
カップリングはショスタコーヴィチのチェロソナタOP.40。
ラフマニノフのチェロソナタは、あのピアノ協奏曲第2番と同時期に書かれた作品。
メランコリックなメロディーと、厳しさが見事なバランスで共存した名作だ。
ラファエル・ゾンマーはプラハ生まれのチェリストで、パリ音楽院でトルトウリエやマルシャルに学んでいる。ミュンヘン国際コンクールでの入賞歴を持つ実力派だ。
一般的には、今年110才で亡くなったピアニスト、アリス・ヘルツ・ゾンマーの息子としても知られる。彼女は生前のマーラーに直接会っているという。
飴色の美しい音色のゾンマーのチェロはラフマニノフにふさわしい。
ピアノの役割が大きいだけに、ダニエル・アドニのピアノの雄弁さがチェロを妨げないのも良い。
Youtubeはラフマニノフのチェロソナタ第3楽章
日曜からの晴れた天気は明日から雨の予報。
昨日日曜は良く晴れて愛犬ポコも久しぶりの散歩で上機嫌。
今日も雨、週初めの夏の様な暑さが信じられないほど気温が下がり、しまいかけた長袖の上着で過ごした休日。
今日も一日雨。夜からどしゃぶり。
関東甲信越梅雨入りでここ沼津も雨が降ったり止んだりの一日。風も強くここ数日の暑さも一段落。
新たな仕事も全容がほぼ把握するにつれて、いろいろな問題が次第に判ってきた。草創期からの組織風土に根差す部分もあり、それが悪しき慣習となっている。根気よく改革していく必要がありそうだ。
第30回定演は無事終了、祭りの後の一抹の寂しさを残しながら暦は6月へ。
連日30度を超えいきなり夏の到来かと思いきや夜から雨。季節の順番とおりの梅雨に突入。
仕事は社会の流れの影響を受けつつ新たな展開へ。目先に囚われると2,3年先の動向を見失いそうだ。
今日は19世紀フランスの作曲家、アンドレ・メサジェのオペレッタ「ヴェロニク」を聴く。
仏パテのLPでグール・グラシェ指揮ラムルー管とフランスの歌手たちによるもの。
昨日は沼響第30回記念演奏会。
最近のコメント