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2014年6月 4日 (水)

メサジェの「ヴェロニク」

第30回定演は無事終了、祭りの後の一抹の寂しさを残しながら暦は6月へ。
連日30度を超えいきなり夏の到来かと思いきや夜から雨。季節の順番とおりの梅雨に突入。


仕事は社会の流れの影響を受けつつ新たな展開へ。目先に囚われると2,3年先の動向を見失いそうだ。

今日は19世紀フランスの作曲家、アンドレ・メサジェのオペレッタ「ヴェロニク」を聴く。

仏パテのLPでグール・グラシェ指揮ラムルー管とフランスの歌手たちによるもの。

Sdsc00730

メサジュの曲といえばバレー曲「二羽の鳩」、「イゾリーヌ」などを収めたジャキャ指揮パリ管による楽しいLPが懐かしい。
オペレッタには日本を題材とした「お菊夫人」なる作品もある。

「ヴェロニカ」は初演後上演が直ぐに100回を超えたというメサジュのヒット作。
CDも出ているが、今でも上演されているのだろうか。

親しみやすく屈託のない明るさの中にほのぼのとした温かさの漂う名品だ。

このLPは名バリトン、カミーユ・モラーヌが参加しているということで購入したもの。

ここでは、ビロードのような美しい声で軽妙にして品格を感じさせる歌を聴くことができる。

*ネットで拾ったら日本でも上演されていた。
http://dnaga-ars-happy.at.webry.info/201112/article_2.html 

Sdsc00622 沼響のHPの聴き比べコラム「巨人を聴く」に、ワルター指揮ニューヨークフィルの感想をアップしました。
http://www.numakyo.org/cgi-bin/titan.cgi 

Youtubeはメサジェの宗教曲「O Salutaris Hostia」美しい曲です。

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