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2014年6月11日 (水)

ラファエル・ゾンマーのラフマニノフ

今日は朝から雨模様。
今年のPMFに来演する予定だった、ロリン・マゼールの来日が中止になってしまった。

8月7日のサントリーホールでの公演のチケットを入手し、楽しみにしていただけに非常に残念。
5月のボストン響の来日に同行する予定がアクシデントによりということで中止になり、心配していたが現実になってしまった。

1980年代にポスト・カラヤンとして名の上がっていた1930年代生まれの指揮者たちも、アバド、クライバーは没し、小澤征爾は往年の元気はなく残るはマゼール、メータのみ。

この5人の中で唯一、マゼールのみ実演に接していなかった。何とか再起して再来日を期待したい。

代役は佐渡裕ということだが、今回は払い戻しさせていただくことにした。

今日は外の雨音を聴きながら、ラフマニノフのチェロソナタをしみじみと聴いていた。

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演奏はラファエル・ゾンマーのチェロに、ダニエル・アドニのピアノ。

仏 LYRINXから出ていたCDで1987年録音。
カップリングはショスタコーヴィチのチェロソナタOP.40。

ラフマニノフのチェロソナタは、あのピアノ協奏曲第2番と同時期に書かれた作品。
メランコリックなメロディーと、厳しさが見事なバランスで共存した名作だ。

ラファエル・ゾンマーはプラハ生まれのチェリストで、パリ音楽院でトルトウリエやマルシャルに学んでいる。ミュンヘン国際コンクールでの入賞歴を持つ実力派だ。

一般的には、今年110才で亡くなったピアニスト、アリス・ヘルツ・ゾンマーの息子としても知られる。彼女は生前のマーラーに直接会っているという。

飴色の美しい音色のゾンマーのチェロはラフマニノフにふさわしい。

ピアノの役割が大きいだけに、ダニエル・アドニのピアノの雄弁さがチェロを妨げないのも良い。

Youtubeはラフマニノフのチェロソナタ第3楽章

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