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2014年7月 5日 (土)

ピゲのイタリア、ルネッサンス舞曲集

この土曜日も雨模様。これでほぼ3週間連続土日は雨。

先週買った剪定用バリカンの登場はまたお預けだ。

7月になったというのに肌寒さを感じさせるおかしな一日。

昨晩3時就寝本日6時起床、睡眠不如意。
午後市民大学講座に行く母の送り迎え以外は外出することもなく、無為に過ごした休日。

今日はフランク・マルタンのオラトリオ「ゴルゴタ」を聴くつもりが、最初の部分を聴きかけて、バッハのマタイ受難曲に通じるあまりにも重い内容に途中で針を上げてしまった。
Sdsc00906 R.ファーラー指揮の管弦楽団にローザンヌ合唱団ほかによるエラート原盤の日本コロンビアのLP2枚組。

作曲者自身の監修による演奏。

このような曲は、それなりの心構えが必要。
他日に仕切り直し。

気分を入れ替え、ミッシェル・ピゲ指揮チューリッヒ・リチェルカーレによる15世紀イタリアルネッサンスの舞曲集。

ヴィオールやバロックオーボエによる、マイネリオ、ガストルディ、ガリレイ、ガブリエリらの舞曲を集めたもの。
ミッシェル・ピゲは、ホグウッドのブランデンブルク協奏曲録音にも加わっているオーボエ奏者。
Sdsc00903
自ら組織したオーボエバンドとE.タール率いるブラスアンサンブルと組んでヘンデルの「王宮の花火の音楽」の録音も残している。

当時は初演当時の編成に近いものとして話題になったように記憶しているが、楽器はモダン楽器に近い響きだ。
驚くほど鮮明な音で、ヴィオールやオーボエの美しく明るい楽しい響きが実に楽しい。
何も考えずに部屋に流しておくには良い音楽だ。
手持ちはエラート原盤の国内盤LP.この種のものは不思議と録音の良いものが多い。

127 沼響のHPの聴き比べコラム「巨人を聴く」に、ワルター指揮の1947年ロンドンフィルとのライヴの感想をアップしました。


Yutubeはフィリップ・ジョーンズ・ブラスアンサンブルのルネッサンス舞曲集

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