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2014年7月15日 (火)

バルビローリのシューベルト

早朝、トントントンという木槌で叩くような音で目が覚めた。
時計を見ると5時をちょいと回った頃。寝室の窓のあたりから聞こえてくる。
これは聞いたことのある音・・・・キツツキだ。

10年ほど前に毎朝来て、すっかり寝不足になったことを思い出し、また同じことになるとたまらないので窓をガラリと開けて脅かした。

飛び去った後姿が目の端に残った。

すっかり目が覚めてしまって庭に出てみたら、車庫のあたりからピーピーと賑やかな鳴き声。数日前に今年2度目のツバメのヒナが孵り、こちらも賑やかなことになっている。
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今度は5羽孵ったようだ。

今日はバルビローリのシューベルト。ハレ管との第9番ハ長調の「ザ・グレート」の交響曲を聴く。1966年バルビローリ晩年のEMIへの録音。
手持ちは新星堂が出していたCD.

バルビローリのロマンティックな解釈に、薄く透明な響きのオケがほどよい爽やかさを加えている。
バルビローリ独特の粘着質な歌い方の中にもところどころユニークな解釈が登場。

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第2楽章終盤の長いパウゼなど、ここで曲が中断したかと思えるほどだ。
第3楽章中間部のワルツのような優雅な歌わせ方も独特なもの。

ハレ管も健闘、これは相当バルビローリに絞られたようだ。
Youtubeはバルビローリのリハーサル。

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