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2014年9月19日 (金)

本日の練習、小崎雅弘先生

曇り、朝はかなり涼しく半袖では寒さを感じるほど。
先週まで聞こえていた蝉の声はいつのまにか聞こえなくなった。
台風は来週あたりに接近の気配。

昨日はオケの練習。会場は沼津市民文化センター小ホール。

本番を振っていただく小崎雅弘先生との初顔合わせだった。

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自分が会場に到着したのは7時過ぎで、練習は既に始まっていた。
曲はオペラ「トスカ」第一幕。
先生の自ら歌いながらの指導でホールに素敵なテノールが響いていた。


要所要所をチェックしながらてきぱきと進めていく練習。
この手際の良さは、出演者が多く練習時間の限られたオペラの現場では必須なのだろう。

先生は、こちらにある程度オペラの知識があり「トスカ」の基本情報について知っていることを前提に話を進めていた。
小節線のないモンテヴェルディのオペラ「ポッペアの戴冠」を例に取りながらの解説など新鮮な話がところどころ出てくる。

参考の音源としては最近の演奏は参考にならず、きっちり伝統を踏まえて演奏しているエレーデ以前の演奏を勧めていたのにも大いに共感。
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トスカニーニへの言及もあったが、トスカニーニのプッチーニは「ラ・ボエーム」と「マノン・レスコー」の2曲しかなく、残念ながら「トスカ」の録音は存在しない。

まだまだ完成度は低いが、皆の演奏を聴いていると、ある程度曲の骨格は出来上がっている。
これはインペクのF君の大きな功績だろう。

曲の輪郭も見えてきて、これから練習が面白くなる予感。

Youtubeはエレーデ指揮の「カヴァレリア・ルスティカーナ」間奏曲

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