ボールトのベートーヴェン
一日いちにちが着実に過ぎて9月も最終週。今週は連日緊張の日々が続く予定。
本日午後から組織内部の厳しい会議で月例報告、明日、明後日も外部委員の監査に晒される毎日。
今日はイギリスの名指揮者エードリアン・ボールトのベートーヴェンから「田園」、「運命」を聴いた。
米ヴァンガードから出ていたLP4枚組セットで他に「英雄」、第7番の交響曲に4曲の序曲が収められている。
オケはロンドンフィルハーモニックプロムナード管となっているが、実体は良くわからない。
かつて日本コロンビアの千円盤で出ていたLPにはロンドンフィルとなっていた。
「英雄」は細部を丁寧に浮き上がらせながら、バランスよく淡々と仕上げた大人のベートーヴェンだった。
オケの響きはずいぶんと軽かった。
「運命」はきっちり剛毅にしてノーブルなベートーヴェン。オケも充実した響きで聴かせてくれる。
「田園」はオケの鄙びた響きが幾分マイナスでこれは再録音を採りたい。
沼響のHPの聴き比べコラム「巨人を聴く」に、クレツキ指揮ウィーンフィルの演奏の感想をアップしました。
Youtubeはヴォーン・ウイリアムスの仮面劇「ヨブ」を振るボールト
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