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2014年9月22日 (月)

シューベルトのドイツミサ

土日休みの後、明日の祭日を挟んでの月曜日ということで安易に流されそうな一日。

午前中は外部委員の監査に午後から重要な会議2連発と、タイトなスケジュールにたちまちのうちに時間は過ぎ去り、デスクに戻ったのは4時過ぎ。
溜まった決裁書類に目を通しているうちに空腹に我に返り時計を見たら7時近く。
 
昨日の日曜、家内と娘は土曜日からゼミの研修のために家の近くに泊まっている音大生と恩師につきあって沼津の観光案内。
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海に関連した場所が希望ということで、前日沼津港と深海水族館、御用邸は制覇しているので、淡島マリンパークから昼食処としてらららサンビーチ近くの西浦平沢の「やま弥」と、ついでに時間があれば海と富士の眺望が素晴らしい長浜城跡あたりを勧めておいた。

丸一日予定のコースを回って天気も良く、都会育ちの大学生たちにとっては新鮮な景色で楽しんで帰ったとのことで、まずは良かった。

帰宅後聴いたのはシューベルトのミサ曲その他。
コンサートホールソサエティのLPで、ドイツミサ曲 ヘ長調 D.872に、シューベルトの有名歌曲からの男性合唱アレンジで、
・きみはわがいこい   ・郵便馬車   ・トゥーレの王 ・さすらい      
・海べで    ・セレナード「聴け聴けひばりを」 ・いつわりの愛 
・アヴェ・マリア というもの。

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演奏はミサ曲が、ヴェンデリン・レッケルの指揮及びオルガン、フランクフルト・カトリック聖堂区合唱隊及び少年合唱隊にヘッセン放送交響楽団員(管楽アンサンブル)。

歌曲選集が同じ指揮者にフランクフルト男声合唱団。
ピアノ伴奏はライナー・ホフマン 。
管楽器とオルガン伴奏のドイツミサは、日曜の教会の礼拝で日常歌われているような素朴な趣で、実に良い雰囲気だ。

この演奏を聴いて20年ほど前のクリスマスに、ウィーンのカールス教会で体験した、ミサの様子を思い出した。
Karlskirche_innen
教会のバルコニーに配されたオケと合唱がハイドンのミサ曲を演奏していた。
オルガンも入り教会の豊かな残響の中での至福の時間だった。

B面のフランクフルト男声合唱団によるシューベルトは、とてもプロの演奏とは思えず、あまりにも稚拙で最後まで聴き通すのが辛い。

これはドイツミサを聴くLPだ。

Youtubeはスイスでの野外ライヴのドイツミサ

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