東京、音盤購入記
本日快晴、北海道からは初雪の便りもあり、朝はめっきり涼しくなった。
予想以上にうまくいっていると自負していた新たな事業に組織内部からクレーム有り。
組織全体のルーティン化していた手順の改善を意図していたものの、長い間続けていた方式を変えると何かと批判はついてくるもの。
先週の土曜にN響を聴きに行ったついでに、御茶ノ水ディスクユニオンと渋谷のレコファンに寄ってみた。
最近手持ちの音盤の整理を始めていて購入は控えているとはいえ、時間があれば足は自然とそちらに向かってしまう。 ユニオンは半年、渋谷レコファンは2年ぶり。
先週の土曜にN響を聴きに行ったついでに、御茶ノ水ディスクユニオンと渋谷のレコファンに寄ってみた。
最近手持ちの音盤の整理を始めていて購入は控えているとはいえ、時間があれば足は自然とそちらに向かってしまう。 ユニオンは半年、渋谷レコファンは2年ぶり。

ディスクユニオンのLPコーナーは完全に高級志向になり、500円以下コーナーはすでに絶滅寸前。
このため毎回楽しみにしていた格安コーナーからの掘り出し物(自分にとって)を見つける楽しみは大きく失せた。
ごく普通の国内盤の買い入れは止めたのだろう。
新規入荷コーナーは、北欧ものコレクターのコレクションの放出があったようで、シベリウス、アルフェーンその他のスカンジナビア系の出ものが目についた。
新規入荷コーナーは、北欧ものコレクターのコレクションの放出があったようで、シベリウス、アルフェーンその他のスカンジナビア系の出ものが目についた。


ここではシベリウスの交響曲スコアの校訂者でもあるスウェーデンの指揮者トーア・マン(1894-1974)のシベリウスの交響曲第2番のキャピトル盤を見つけ狂喜。
マンのシベリウスには交響曲第1番の録音もある。
ペッカ・ヘラスボ指揮フィンランディアシンフォニエッタによるシベリウスの劇付随音楽「クオレマ」その他のフィンランディア盤。
アルフェーンの交響詩「岩礁の伝説」、交響曲第5番をスティグ・ウエスティグベリ指揮スウェーデン放送響のスウェーデンソサエティ盤。
これはジャケ買いであります。
ウエスティグベリのアルフェーンでは交響曲第4番をブルーベルレーベル盤で所有済、 そちらのオケはストックホルムフィルだった。
ウエスティグベリのアルフェーンでは交響曲第4番をブルーベルレーベル盤で所有済、 そちらのオケはストックホルムフィルだった。
北欧もの以外ではフォン・ガラグリー指揮東独のベルリン放送響によるブラームスの交響曲第1番ETERNA盤。


ルジェ・リッチがストラディバリウスやグアルネリの15の銘器を弾き分けた「クレモナの栄光」MCA原盤の国内盤。
このオリジナル外盤は非常に高価。CDでも出て大変評判になったもの。
この姉妹盤であるリッチが4つのストラディバリウスを使用したビバルディの「四季」MCA盤は既に所有済み。
以上大部分550~800円、千円台は「マジック・ボウ」とガラグリー盤。
ついでにスタディスコアも2冊。
ヤマハから出ているレスピーギの組曲「教会のステンドグラス」と、ウェーベルンの「パッサカリア」と「6声のリチェルカーレ(音楽の捧げものから)」の2曲を収めた1冊。
この姉妹盤であるリッチが4つのストラディバリウスを使用したビバルディの「四季」MCA盤は既に所有済み。
以上大部分550~800円、千円台は「マジック・ボウ」とガラグリー盤。
ついでにスタディスコアも2冊。

50%引きセール中で1冊あたり500円ちょっと。
新品で買うとそれぞれ3,000円以上するし、ウェーベルンの1冊は現在品切れ中なので、こちらは得した気分。
N響の演奏会の帰りに寄った渋谷レコファンでは、5枚以上買うと各200円引きのセール中。
こちらでは、一時期集中的に集めていたロバート・アーヴィングの未所蔵録音を見つけた。
新品で買うとそれぞれ3,000円以上するし、ウェーベルンの1冊は現在品切れ中なので、こちらは得した気分。
N響の演奏会の帰りに寄った渋谷レコファンでは、5枚以上買うと各200円引きのセール中。
こちらでは、一時期集中的に集めていたロバート・アーヴィングの未所蔵録音を見つけた。
「レ・シルフィード」(ダグラス編)とアーノルドの「英国組曲」RCAブルーバード盤。
フィルハーモニア管を振った「レ・シルフィード」のEMIへのステレオ再録音はCDにもなっていて比較的有名なものだが、こちらはコヴェントガーデンのオケを振った旧録音。
ノイマン&チェコフィルのチェコ小曲集。PANTON盤。
フィビヒ、スーク、マルティヌーらの比較的マイナーながら美しい小品の数々を収録。
フィルハーモニア管を振った「レ・シルフィード」のEMIへのステレオ再録音はCDにもなっていて比較的有名なものだが、こちらはコヴェントガーデンのオケを振った旧録音。


フィビヒ、スーク、マルティヌーらの比較的マイナーながら美しい小品の数々を収録。
バラチ指揮ニュルンベルクのフランケン地方響によるサン・サンーンスの「アルジェリア組曲」と、伊福部昭の師匠であるアレクサンドル・チェレプニンの組曲『グルジアーナ』 Op.92のカップリング。米リリコードのLP.

フルートのジュリアス・ベイカーと、ヤニグロ指揮ザグレブゾリステンによるテレマンの組曲イ短調、モーツァルトのフルートとハープのための協奏曲、ヴァンガード盤などなど。
両店とも状態の良いLPの値が、国内盤、海外盤の区別なく少しずつ上がっていることを実感。
レコードの新たな供給はほぼ絶えているので、根強い需要が未だあるということだろうか。
LPレコードを日常楽しむのは贅沢なことになりつつあるようだ。
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コメント
相変わらずと言っては失礼だけど、レコードのコレクション、続いていますね。当方はパッタリです。止めました。聴いていない盤がそうでないものを上回り、勃然、財布を置きました。
クレモナと聞いて、北十八条の斜め通りにあった喫茶店を思い出しました。懐かしいです。
投稿: 武田晴美 | 2014年10月30日 (木) 05時56分
聴いたことがない曲や演奏家があると、ついつい・・・といった感じです。
一時期大量に手放した時もあったけれど、そんなレコードに限ってまた聴きたくなったりして、買い直したりしています。
もうこれは業だね。
札幌の「クレモナ」懐かしいね。あそこの装置はアルテックだった。
投稿: 山本晴望 | 2014年10月31日 (金) 21時16分