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2014年10月 4日 (土)

オーマンディーとクルツのプロコフィエフ

昨晩は帰りが遅くなり、帰宅後遅い夕食を取ったりしていて就寝は3時過ぎ。
幸い今日は土曜休みで寝坊するつもりが7時には目が覚めてしまった。
眠くはないが、なんとなく体がフワフワするおかしな感触。

大型台風が接近中、今日の沼津の海はさほど波は高くない。

同一演奏異盤の聴き比べは、1950年代初めの米コロンビア盤LPと日本コロンビア川崎プレスのLP。

Sdsc01770

内容はオーマンディー指揮フィラデルフィア管によるプロコフィエフの交響曲第7番、
そしてクルツ指揮ロイヤルフィルによる組曲「キージェ中尉」とのカップリング。

オーマンディーの交響曲第7番は1953年録音でアメリカ初演まもなくの録音。
オーマンディーはこの曲の再録音をおこなっていない。

演奏はいずれもオケのうまさもあって、輝かしくも煌びやか、非常に聴き応えのあるゴキゲンな快演だ。

手持ちはMLで始まる米コロンビア盤とWL規格の日本コロンビア盤。

Sdsc01771
この頃のコロンビア盤LPのカッティングは、通常のRIAAカーヴではなくて、コロンビアカーヴ。

これをRIAAカーヴのアンプで聴くわけだが、音は実に生々しくも明快。
音のひとつひとつの粒立ちもはっきりした最良のモノラル録音だ。

当然米コロンビア盤が良かろうと思ったのだが、ほとんど差はなかった。
ただ国内盤は若干盤質が固めで、その分高音へのバランスの偏りが感じられるようだ。

ジャケットは国内盤の薄目のものに比べて、米コロンビア盤は堅牢なボール紙。
裏は国内盤も英文表示。

デザインも良いので米盤を残すことにした。

Youtubeは「キージェ中尉」のロマンス、コントラバスの長大なソロ。

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