国立博物館「日本国宝展」
日曜休み。朝は快晴昼から雨。
実りの秋。愛犬ポコと畑に行くと庭の柑橘類が実をつけていた。
蜜柑、夏蜜柑、檸檬に柚子、そして文旦。文旦は一本の木に実はひとつのようだ。
そして今が旬の柿。
朝、従姉弟の結婚式出席のため名古屋に行く母を三島駅まで送り、その後家内とリバーサイドホテルへ。
朝、従姉弟の結婚式出席のため名古屋に行く母を三島駅まで送り、その後家内とリバーサイドホテルへ。
今日は日も良く結婚式で宴会場は満室、七五三のお祝いだろうか、振り袖姿の子どもたちの姿も見えていた。
昼食はホテルではなく「ねぎや」でラーメン。
昼食はホテルではなく「ねぎや」でラーメン。
昭和の雰囲気が残るレトロなお店。
新作だという生姜ラーメンはレモンが添えてあるのが珍しい。味は素朴なもの。
杏仁豆腐とコーヒーがサービスなのは嬉しい。
食事を終えて外に出ると激しい雨。
昨日はN響の10月定期を聴いてきた。
昨日はN響の10月定期を聴いてきた。
早めに家を出て、午前中に上野の国立博物館へ行ってみた。
特別展は「日本国宝展」。
縄文から江戸期までの著名な国宝100点以上を一堂に集めた展示。
縄文から江戸期までの著名な国宝100点以上を一堂に集めた展示。
玉虫厨子、鳥毛立女屏風など教科書でお馴染みのものから、縄文のヴィーナス、日本書紀、餓鬼草紙、地獄草紙、藤原定家筆の後撰和歌集、狩野永徳、長谷川等伯の襖絵などなど。
本物の迫力には圧倒されるばかり。
沖ノ島祭祀遺跡の出土品の豪華さ、平安時代の餓鬼草紙は思いのほか退色が進んでいたが、当時の庶民の苦しみのリアルさは複製では感じられぬもの。
一番嬉しかったのが鎌倉時代の「一遍上人伝絵巻」。
これは一度本物を見ておきたかった。

沖ノ島祭祀遺跡の出土品の豪華さ、平安時代の餓鬼草紙は思いのほか退色が進んでいたが、当時の庶民の苦しみのリアルさは複製では感じられぬもの。
一番嬉しかったのが鎌倉時代の「一遍上人伝絵巻」。
これは一度本物を見ておきたかった。

一遍の死後、弟子の聖戒(しょうかい)が選述し法眼円伊が描いたもの。
一遍上人が全国を行脚しながら念仏を唱え、札を配って布教するようすが描かれている。
保存状態も良く、色はほとんど褪せていない。
一遍本人を身近に知る者が書いただけに、上人への深い尊敬と愛情が直に伝わってきて感動的だ。
一遍上人が全国を行脚しながら念仏を唱え、札を配って布教するようすが描かれている。
保存状態も良く、色はほとんど褪せていない。

札を配る一遍上人の姿と鎌倉期の庶民の姿が実に緻密に書かれている。
良いものを見せていただいた。
良いものを見せていただいた。
長くなったのでN響の感想は後ほど。
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