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2014年10月17日 (金)

パイヤールとレッパードのヘンデル

富士山の初冠雪を境に朝と昼間の温度差が広がり、油断をすると風邪を引きそうだ。

週の終わりとはいえ、仕事の区切り感がなく気持ちは月曜以降に跳んでいて、精神衛生上良ろしくない。

明日から、娘の付き合いと気分転換を兼ねて吹奏楽コンクールの全国大会 職場一般の部を聴きに新潟へ行ってくる。
この3月まで娘がお世話になっていた川越奏和奏友会吹奏楽団が、今年も全国大会出場を決めている。


今日の 音盤仕分け今回はヘンデル。
古楽器による演奏が登場する前の、モダン楽器による代表的なヘンデル演奏2種を聴いた。

1枚はパイヤール指揮の管弦楽団による「水上の音楽」全曲。

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これはトランペットのアンドレやオーボエのシャンボンら、当時のフランスのオールスター管楽器奏者たちを集めたこの種の演奏としては著名なもの。
手持ちは仏エラートのSTU番号盤LPとRVCビクターが出していた国内盤LP.

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予想ではオリジナルの仏エラートの圧勝かと思いきや、さほど差はなかった。
フランス独特の管楽器群のカラフルさは仏盤がより顕著であるものの、国内盤のしっとり上品な味わいも捨てがたいが、 迷った末に外盤を残すことにした。

そしてもう一枚は、レッパード指揮イギリス室内管による組曲「王宮の花火の音楽」と、同じ素材を使った協奏曲3曲を収録したもの。

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手持ちはオランダフィリプッスの外盤LPと、国内盤LPだが、こちらは大きな差が出た。
ジャケット図案は同じだが、外盤は厚くて見開き。

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オランダ盤のレンジの広さと倍音成分の豊かさは国内盤を大きく凌駕し、演奏の印象も変わってしまうほどだ。


Youtubeは2012年プロムスでの古楽器による巨大編成の「水上の音楽」

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