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2014年10月 5日 (日)

トウクセンのシベリウス、聴き比べ

10月最初の日曜は台風接近で朝から雨。

夜から雷を伴った激しい雨、予報では明日早朝に直撃の気配。
気温も下がってきた。

音盤仕訳、本日はシベリウス。
Sdsc01781
ダブリ購入はモノラル期のDECCA録音で、デンマークの指揮者エリック・トウクセン指揮の交響曲第5番。
オケはデンマーク国立放送響。1952年の録音。
CDではDUTTUNから出ている。

トゥクセンはニールセンのスペシャリストとして知られる。
北欧ものに定評があり、ナクソスで聴けるグリーグの交響曲的舞曲など非常に良い演奏だ。
さてトゥクセンのシベリウス。
手持ちはECLIPSEの疑似ステレオとLONDONの初期LP盤。

ECLIPSEの方は、ジェンセン指揮同じオケの「カレリア」組曲と「フィンランディア」カップリングだが、LONDON盤は「カレリア」組曲のみ。


Sdsc01780
この二つを聴き比べてみた。 LONDON盤のカッティングはffrrで現在のRIAAカーヴとは異なる。  
LONDON盤は盤質からして平たく重い古色蒼然たる趣だが、聴いてみると高音がこもり気味で低音がボンボンして、とてもまともに聞いてられない音だ。 
これはかなり厳しい音。 
一方のエクリプス盤は疑似ステながらかなり良い雰囲気。
 
演奏も緊張感に満ちた素晴らしい出来だ。  
Sdsc01790
そういえばLONDON盤を中古屋で買った時にずいぶんと廉かった。 
Youtubeはシベリウスの交響曲第5番フィナーレ、P.ヤルヴィ指揮ベルリンフィル

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