トウクセンのシベリウス、聴き比べ
10月最初の日曜は台風接近で朝から雨。
夜から雷を伴った激しい雨、予報では明日早朝に直撃の気配。
気温も下がってきた。
音盤仕訳、本日はシベリウス。
音盤仕訳、本日はシベリウス。
ダブリ購入はモノラル期のDECCA録音で、デンマークの指揮者エリック・トウクセン指揮の交響曲第5番。
オケはデンマーク国立放送響。1952年の録音。
CDではDUTTUNから出ている。
トゥクセンはニールセンのスペシャリストとして知られる。
北欧ものに定評があり、ナクソスで聴けるグリーグの交響曲的舞曲など非常に良い演奏だ。
トゥクセンはニールセンのスペシャリストとして知られる。
北欧ものに定評があり、ナクソスで聴けるグリーグの交響曲的舞曲など非常に良い演奏だ。
さてトゥクセンのシベリウス。
手持ちはECLIPSEの疑似ステレオとLONDONの初期LP盤。
ECLIPSEの方は、ジェンセン指揮同じオケの「カレリア」組曲と「フィンランディア」カップリングだが、LONDON盤は「カレリア」組曲のみ。
ECLIPSEの方は、ジェンセン指揮同じオケの「カレリア」組曲と「フィンランディア」カップリングだが、LONDON盤は「カレリア」組曲のみ。

この二つを聴き比べてみた。
LONDON盤のカッティングはffrrで現在のRIAAカーヴとは異なる。
LONDON盤は盤質からして平たく重い古色蒼然たる趣だが、聴いてみると高音がこもり気味で低音がボンボンして、とてもまともに聞いてられない音だ。
これはかなり厳しい音。
一方のエクリプス盤は疑似ステながらかなり良い雰囲気。
演奏も緊張感に満ちた素晴らしい出来だ。
そういえばLONDON盤を中古屋で買った時にずいぶんと廉かった。
Youtubeはシベリウスの交響曲第5番フィナーレ、P.ヤルヴィ指揮ベルリンフィル
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- カラヤン、フィルハーモニア管との第九(2023.12.07)
- ホロヴィッツ、1978-79ライヴ(2023.12.01)
- ディヴィッド・マンロウ、中世ルネサンスの楽器(2023.11.28)
- テンシュテットのエロイカ(2023.11.16)
- スーストロのトランペットでテレマンほか(2023.11.14)
コメント