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2014年10月24日 (金)

御殿場から新潟へ

低気圧は太平洋上に去り金曜からは秋晴れの良い天気。

午前から午後にかけて、組織トップを含む重鎮たちにここ数週間の状況説明で消耗の一日。
昨日は体調を崩しオケの練習も休んでしまった。

以下は先週週末の新潟に行き、その他の出来事。
吹奏楽コンクールそのものの模様は書いたので、音楽以外のことを・・・・・、

新潟出発の土曜日の午前中は縁あって、富士山の麓御殿場の神山地区のお祭りに家内と娘と3人で顔を出していた。


ついでに家内のリクエストで近くの溶岩洞穴のある「御胎内公園」に行ってみた。
ここはおそらく小学生か中学生の時の遠足で1度来たことがある所。
とにかく湿っていて狭かった。

そんな記憶があり、懐中電灯とウィンドブレーカーを持参。

公園内は湿気が高く神韻とした雰囲気。

公園内に入った第一歩の風景を見てしばし立ちすくむ。 あぁこれは・・・、

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よく夢に出てくる風景だ。 ここだったか・・・・。

Sdsc01888 長年の疑問がこんなところで氷解 不思議な気分で御胎内神社へ。

神社横に小さな洞穴入口が見える。
なんとなく気は進まなかったが中に入ることにした。


中に小さなランプが灯っているものの薄暗く、とても懐中電灯なしでは前に進めない。
腰をかがめて、場所によっては這って進まないと前に進めない。
地面は湿っていて、ところどころで水たまり。

20141018_204638 こんなところで地震が起きたら嫌だな・・・などと考えながら、時々頭をぶつけながらの全長60メートル余り。

これが非常に長く感じた。

やっと明るい外に出て、家内が私の顔を見て「顔色が悪いわよ・・・」。

なんとも重い気分。何かに見られているような不思議な気分。

自分たちと入れ替わりに若いアベックが入って行く。

再びお祭り会場へ行き娘と合流し家内の運転で三島駅へ。

途中での昼食は裾野の「コメダ珈琲」でカツサンド。
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予想外に大きかった。 もひとつシロノアール。

三島駅から東海道新幹線、上越新幹線と乗り継いで、新潟着は18時ちょいと前。

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宿の「ドーミーイン新潟」にチェックインの後、その日に行われている全日本吹奏楽コンクール「大学の部」を聴いている友人のOさんに連絡。

しばらくしてコンクール会場から駆け付けたOさんと合流。
今年は神奈川大学が凄い演奏をした、ということでいささか興奮気味だった。

タクシーを拾い新潟の繁華街古町へ。

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モールを散策しつつ適当な店を物色していると、間口の狭いお店に何人かのお客が次々と入って行く。
なんとなくそのまま店内へ(お店の名前は忘れてしまいました)

店内は意外と広く混んでいた。  当たりかな・・・・・

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ここでは刺身の盛り合わせや烏賊さし、フグのから揚げなどの日本海の海の幸。

沼津の住人にとっては新鮮な魚類は見慣れているとはいえ、鰤の刺身はさすがにうまかった。

お酒は残念ながら酒豪のOさんが2週間前に肺炎を患いドクターストップ。
日本酒好きのOさんが新潟まで来て、ウーロン茶をデキャンターで飲む姿は気の毒だったが、せっかく新潟に来たので自分は日本酒をいただくことにした。
Oさんごめんなさい。

最初は、銘酒「久保田」の碧寿から開始。娘は「八海山」の梅酒を飲んでいる。
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面白かったのは「菅名岳 九 特別純米酒」という地酒、いままで飲んだことのない澄んでいて草の匂いがするような不思議な味わいだった。

おいしい料理とお酒にそこそこ満足して、モール街を三人で歩いていると三味線の音が聞こえてきた。

路上で若い青年が弾いている。

楽器を片付け始めた青年に娘が「すいません、何か弾いてください」と言うと、 彼はおもむろに三味線を構え、猛烈な勢いで弾き始めた。

張りのある津軽三味線の音がモールに響いていく。 これは相当な腕前だ。

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さほど多くの人通りがあったわけではないが、しだいに人が回りに集まり始めた。
些少の気持ちを楽器ケースの中に置き、「がんばってください」と言った時の彼の応えた笑顔が良かった。


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そのまま宿に帰り3人で「ドーミーイン」の共通サービスの無料ラーメンを食べているうちに、昨年も全国大会の前日「ドーミーイン博多祇園」で家内と一緒に同じようにラーメンを食べたことを思い出した。 博多も新潟も同じ味だった。
適度な量の小鉢にさっぱり系の醤油味。

部屋に帰りベッドに横になったら気持ちよくなってそのまま寝入ってしまった。
 
Sdsc01890 目が覚めたのは翌日午前4時。
そのまま温泉につかり、出た後のフルーツ牛乳がうまかった。

御殿場から新潟までの濃い一日。

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