週末休み。今日も良い天気だが風もなく暖かくて典型的な小春日和の一日。
最近朝になると、黄色い美しい鳥がポコのそばに来ている。
名は「キセキレイ」、水辺で良く見られる鳥だという。
午前中は畑に出て耕耘機で土を耕して玉ねぎつくりの下地作り、その後衣類の夏物を片付けたりストーヴを出したりと来る冬への準備。

娘は研修、家内は実家の母を連れて隣町の伊豆の国市にある農業高校の収穫祭へ行き、高校生が作ったトマトやパン、フレッシュなミルクから作られた濃厚なチーズを使ったピザなどを買ってきた。
いずれも誠実で正直な味、非常に美味だった。
日本で最初のパンは、幕末伊豆一帯を治めていた代官の江川坦庵が幕府が組織していた西洋式軍隊の携行食糧として焼いたものだという。
自分はブックオフに行ったりしていた。
そこではお世話になっている佐藤三武朗先生の小説「海が消える」その他、池宮彰一郎の短編集、武田百合子の紀行など。
CDコーナーではほぼ毎週の500円以下半額セール中。


こちらではアファナシエフの2009年武蔵野ライヴのショパン「ワルツ集」。
バリトンのレナータ・ブルゾンの「カロミオベン」ほかの軽い曲を集めた1991年サントリーホールでのライヴCDKoch盤。
2枚で500円。
帰宅後聴いていたのはアーサー・ウイノグラード指揮ヴィルトオーゾ・オブ・ロンドンによる、
「MARCHES FOR CHILDREN」というアルバム。
シューベルトの軍隊行進曲、ベートーヴェンのトルコ行進曲、威風堂々第1番、ピエルネの鉛の兵隊の行進のほか、プロコフィエフやチャイコフスキー、グリーグなどの比較的有名なコンサート・マーチ10曲を集めたもの。
米オーディオフィディリティのLP.
ウィノグラードはボストン響やNBC響のチェロ奏者の後、ジュリアード弦楽四重奏団の創設期のチェロ奏者だった人物。
指揮者としてはバーミンガム市響の音楽監督だった。
手持ちではLP初期のMGM盤で、コープランドの劇場のための音楽などを収録した盤がある。
このマーチ集はきっちりとした格調の高い演奏だった。
シューベルトは今まで聴いたことがない独自のオケ編曲版。
トルコ行進曲のトルキッシュで軽妙な味わいもなかなか良い。
オケはロンドンの腕利きのフリーランサーを集めた団体で、お国ものの「威風堂々」も堂々とした出来だ。
ピエルネの「鉛の兵隊の行進」はオケ版に意外と良い演奏がないので貴重。
オーディオフィディリティは、世界初のステレオレコードを発売したアメリカのマイナーレーベル。
音は鮮明で華やかだが、多少ドンシャリ気味でフォルティシモでのデリカシーには欠ける。
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