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2014年12月10日 (水)

フリッツ・ライナーのR.シュトラウス

曇り気温が上がらぬ肌寒い一日。 

昨日仕事上の一つの大きなヤマを越えたとはいえ、年内に片を付けなければならぬ大きな案件に今日から着手。 
ここ数日フリッツ・ライナーの指揮するR.シュトラウスを聴いている。 
 
曲は「英雄の生涯」、「ドン・キホーテ」、「ティルオイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」など。
ティルはウィーンフィル、あとの2枚はシカゴ響で、いずれも古い国内盤LP. 
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「英雄の生涯」はこのRCAグランプリクラシカルシリーズの廉価盤が国内初出であったように記憶している。  
 
録音は1954年の初期ステレオながら定位もしっかりしている良好な音。
オケは対向配置なのがライナーの演奏としては珍しい。 
 
しなやかにして剛毅なR.シュトラウス。 
 
ライナーというと「運命」の演奏のように無駄のない引き締まった造形が身上のようなイメージがあるが、R.シュトラウスとなるとほどよくロマンティックで優しげな表情を見せるのは作曲者自身と親交があった故か。  
 
オケの精度は申し分ない出来。数あるこの曲で、最上位に位置する名演だ。  
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「ドン・キホーテ」も同傾向の演奏ながら、のびやかなヤニグロのチェロソロが目立たないながらも適度な自己主張があって良い。 
ヴィオラソロはミルトン・プレーヴスが弾いている。こちらも特に目立たずさりとて埋没せずの演奏はライナーとの信頼関係の賜物だろうか?  
 
なおライナーが手を加えた版による「ばらの騎士」からのワルツとのカップリング。 
Youtubeはライナー指揮のベートーヴェン。無駄のない指揮と鋭い眼光。

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コメント

ライナーの「英雄の生涯」すばらしい演奏と録音で、広がりと透明感があって、初めて聴いたときの驚きは忘れられません。
「ドンキホーテ」もよいのですが、少し前に録音されたミュンシュの演奏だと、より生き生きと、場面場面が鮮やかです。
ウィーン録音ですが「死と変容」でオーケストラと合っていなくて、最後、テンポをおとして終結するところが、明らかに白けていろように思います。

投稿: サンセバスチャン | 2014年12月11日 (木) 08時51分

このライナーの「英雄の生涯」、本当にとても1954年の録音とは思えないような音です。

演奏も緻密にして風格のある名演ですね。

一方のウィーンフィルとの演奏は、ライナーとしては緊張感に欠け、期待外れの出来だと思います。

投稿: 山本晴望 | 2014年12月12日 (金) 23時22分

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