サージェント、EMI録音集その2
曇り後晴れ。昨日から気温上昇、庭の白梅、紅梅は今が盛り。
ポコも上着を脱がせた。
春が近づくと始まる花粉症も出始めて、朝からクシャミ5連発。
昨晩遅くからの雨と強い風で、4時過ぎに目が覚めてしまった。
床に入ったのが1時過ぎだったので、さすがに睡眠時間三時間は辛い。
二度寝しようとしたがなかなか寝付かれない。
ウトウトとしているうちに上の娘が起きてきて仕事に出かける準備をし始めた。
家内は土曜から下の娘の所に行っていて不在。
そんな訳で本日睡眠不如意。
今日は午後から夜にかけて会議3連発。
内部会議と組織幹部を集めての定例報告会議、そして夕方からは県内同業者や行政関係者を集めての会議と徐々に内容はクレシェンド。
帰宅は9時過ぎ。
通勤の車内で少しずつ聴いていたサージェントEMIBOXCD18枚組をひととおり聴き終えた。
数多くのサージェントの録音から良い演奏を集めただけに、いずれも聴き応えのある演奏だったものの、収録作品の大部分が自国の作品で、特に独墺系作曲家の作品がかなり限定されている。
ウィーンフィルを振ったロッシーニの序曲などでは窮屈さも感じた。
同じウィーンフィルとの録音でも定評のあるシベリウスは、それが良い方向に出ていたと思う。
ヘンデルの「メサイア」やメンデルスゾーンの「エリア」や自国のディーリアスの「告別の歌」、ウォルトンの「ペルシャザールの饗宴」などの大規模な合唱作品は、かなりの名演。
特にオラトリオ「ペルシャザールの饗宴」と「ファザード」、交響曲第1番の3曲を収録されているウォルトンが良い。
交響曲の演奏についてはこのブログで言及済
縦方向のリズムを冷たいまでにきっちり整えていくサージェントの個性が、ウォルトン特有の歯切れの良いリズムと相性が良いようだ。
いずれも名演だがサージェントが初演した「ペルシャザールの饗宴」が凄かった。
終曲アレルヤでの壮麗なクライマックスでは、鉄の神の象徴である金床を強奏させながらの打楽器群のクレシェンドが凄まじく、聴いていて鳥肌が立ってきたほど。
| 固定リンク
「音盤視聴記録」カテゴリの記事
- マイケル・ティルソン・トーマスのマンフレッド交響曲(2025.02.11)
- オーマンディのストラヴィンスキー(2025.02.09)
- クラシック・レコードコンサートはアラウの「熱情」にクレーメルのモーツァルト(2025.01.26)
- 指揮者の秋山和慶さんのことなど(2025.01.23)
- メニューインとシュナイダーハンのモーツァルト(2025.01.21)
コメント