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2015年2月 3日 (火)

ダニエル・アドニのドビュッシー

今日も晴れて昨日と同じような一日、夜になって一時雨。

今日はイスラエルのピアニスト、ダニエル・アドニの弾くドビュッシーを聴いた。

曲は2つのアラベスク、「ベルガマスク組曲」「バラード」映像第1集、第2集から3曲、
「喜びの島」その他。
東芝EMIから出ていたLPで、隣町のリサイクルショップで100円だった。

アドニはアラウに見いだされ、パリ音楽院でラヴェルの直弟子だったペルルミュテールに師事している。
その後バレンボイムやアルゲリッチのセミナーを受けたりしている。

Sdsc02768

若手ピアニストとしては順調な滑り出しだったが最近はあまり名を聞かなくなった。

アドニの演奏と言えばメンデルスゾーンの無言歌の全曲録音が出ていて、自分は未聴だが比較的評判はよかったように思う。

ネットで検索してみたら自分のブログが出てきた。
http://harumochi.cocolog-nifty.com/horn/2009/03/post-5612.html 


完全に忘れていたがパーシー・グレンジャーやガーシュインは良い演奏だった。

このドビュッシーは、若くナヨッとした繊細でナイーヴ。
昨日聴いたラオホの重厚で剛毅なピアノと比べると、吹けば飛ぶような軽い音。

この軽さがメンデルスゾーンやガーシュインでは良かったかもしれないが、ドビュッシーとなると物足りない。

Youtubeはアドニの弾くメンデルスゾーン のエチュード

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