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2015年3月22日 (日)

尾高尚忠の「ソナチネ」

日曜休み、天気が良く暖かだだったので午後から家内と西浦方面へ行ってみた。
娘は職場の同僚と清水エスパルスのサッカー観戦で静岡へ出かけて行った。 車で自宅から小一時間ほどのドライヴ。

天気は良いが遠方は春特有の霞がかかり富士山は見えない。

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遅い昼食は西浦古宇の「井里絵」で「カタクチイワシのフライ丼定食」と「イカのつみれ揚げ定食」。

こぶワカメのみそ汁も美味。
S20150322_142242 店は2時過ぎなのにダイビング帰りのお客さんで満席。


帰りに最近オープンしたドラッグストアに寄り店から出ると突然の雨。

 
遠くで雷が鳴っている。気温も下がってきたようだ。


帰宅して音楽部屋で音楽を聴いていたら、カミナリは近づき雨が突然雹(ヒョウ)に変わった。
Sdsc03207 バリバリと屋根を叩く凄い音。

庭は真っ白になり側溝から水があふれている。

愛犬ポコがカミナリと雹におびえて震えているので家の中に急遽避難。

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そんな中で聴いた音楽は、80年代に東京音楽大学が刊行した「現代日本の音楽」のシリーズからピアノ曲編その1 このLPには国産初のピアノ曲、滝廉太郎作曲の「メヌエット」が収録されている。

同じく滝の作品では病に倒れた後に書かれた「憾(うらみ)」を収録。

憾とはなんとも恐ろしくも悲しいタイトル。
西洋音楽の壁に果敢に挑戦して志半ばにして病で倒れたパイオニアの悲痛な叫びの音楽。


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他には山田耕筰、伊福部昭、諸井誠ら錚々たる大家の若書きの作品が並ぶ。

演奏は野島稔、弘中孝その他。


中ではラヴェル風の穏やかさと日本的な抒情漂う尾高尚忠の「ソナチネ」が良い曲だ。


Youtubeは尾高尚忠の「ソナチネ」

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