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2015年3月14日 (土)

シャープレスのケテルビー

曇り夕方から雨。土曜休みで午前中歯医者の後近くのブックオフへ。
100円均一文庫本から藤沢周平の短編集と、辻静雄の本などを購入。

ブックオフの携帯会員だったので、

私「携帯会員だよ」

店員「携帯会員制度はなくなりました」

そういえばそんなメールが来ていたことを思いだした。

店員「会員カードを作りますか」
またポイントカードを始めたらしいけれど、積極的に進めているようには見えない。

私「携帯の溜まったポイントはどうなるの?」

店員「わかりません」

私「????」

Ah_book_3   結局作ったけれど、ブックオフの会員カードってこれで何回目だろう?
かつて白いカードで始まって、そのうちTポイントが溜まるカードになったりしたのだが、知らないうちに使えなくなっていた。


娘が4月から異動となり勤務場所が変わる。今度は通勤距離が半分。

今日の昼食は家内と3人で新しい勤務先の近くの「代官屋敷」で蕎麦。

  近くの江戸時代の江川太郎左衛門の代官屋敷を模した「そば処」。
広大な敷地に立派な建物。
いわゆる観光バスで来る団体旅行客向けのような食事処。

2時近くということで広い店内は閑散としていた。
2階の座敷では近くの幼稚園の父兄たちのお別れ会をやっていた。



今日は軽い描写的な音楽をたくさん書いたイギリスの作曲家ケテルビー(1875~1959)の管弦楽曲集。

演奏はロバート・シャープレス指揮New Symphony Orchestra of London。
クレジットはないが合唱とオルガンも入る。1959年録音。
手持ちは米ロンドンのLP。

50年以上前の古い録音ながら音は非常に鮮明だ。
低音の伸びも良く音量をさほど上げていないのにオルガンが入ると部屋全体がビリビリと震えるほど。

これぞアナログ録音の醍醐味。

Sdsc03074

シャープレスの演奏は、ケテルビーの明るく軽妙にして絵画的な雰囲気を見事に描き出しているもの。

ケテルビーの曲となるとお気軽に演奏されがちだが、1曲1曲を真剣に取り組んでいるのがストレートに伝わって来る。
「ペルシャの市場」など一大交響詩のような立派な音楽になっていた。
地声丸出しの合唱も面白い。

今でもCDで現役のロングセラー盤。

1. ペルシャの市場にて
2. ファントム・メロディー
3. 牧場を渡る鐘
4. エジプトの秘境で
5. 修道院の庭で
6. ウェッジウッドの青
7. 中国寺院の庭で
8. 心の奥深く
9. たのしいハムステッド地区 ..

410_2 沼響のHPの聴き比べコラム、「巨人を聴く」にラインスドルフ&ボストン響のライヴ映像の感想をアップしました。

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