ブルゾン、来日ライヴ
昨晩低気圧が通過し北日本で発達。この冬はこの手のパターンが多く、こちらは晴れて冷たい強風が吹き荒れた一日。
今日はレナード・ブルゾンの1991年来日公演ライヴ。
Kochから出ていたCDで、曲はアレッサンドロ・スカルラッティの「ガンジス川に陽は上り」から始まり、「カロミオベン」「アマリリ」などからモンテヴェルディなどの古典的な曲が続き、リストの歌曲「ペトラルカのソネット」を経てラヴェルの「ドルネシア姫に寄せるドン・キホーテ」。そしてグリーグの「君を愛す」レスピーキ、マスネー。
伴奏はAndreas Juffingerが前半はオルガン、後半はピアノを弾いている。
ブルゾンは1989年の来日時に、アリベルティとのリサイタルを聴きに行った。
この時は、マリア・カラスに風貌が似ていて人気上昇中のアリベルティお目当てでチケットを買ったのだが、相方のアリベルティを立てながらの貫録の歌唱を聴かせてくれたブルゾンが非常に良かった。
このCDはその数年後のサントリーホールでのライヴ。
比較的有名で親しみやすい曲を揃えたサービス精神旺盛なプログラム。
オルガンからピアノに変わる伴奏も良く、ブルゾンの安定した風格豊かな歌が楽しめる一枚。
1. Gia il sole dal Gange
2. O cessate di piagarmi
3. Amarilli
4. Caro mio ben
5. Lasciatemi morire!
6. O del mio dolce ardor (Paride Ed Elena)
7. Plaisir d'amour
8. Tre Sonetti di petrarca: 1. Pace non trovo
9. Tre Sonetti di petrarca: 2. Benedetto sia il giorno
10. Tre Sonetti di petrarca: 3. I vidi in terra
11. Don Quichotte a Dulcinee: 1. Chanson Romanesque
12. Don Quichotte a Dulcinee: 2. Chanson Epique
13. Don Quichotte a Dulcinee: 3. Chanson a Boire
14. T'amo, ahime
15. Bella porta di Rubini
16. Tristesse du soir
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