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2015年3月21日 (土)

ケンペ&ドレスデンのリハーサル

昨日に続き曇り時々雨。今朝はウグイスの囀りで目が覚めた。
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昼からは娘の友人が富士宮で個展を開いているので、娘と家内と三人で行ってみた。
場所は浅間大社近くのパンとカフェの「江戸屋」
店内には串田孫一の作品が飾られている。

絵を見てパンを買ってそのまま雨の浅間大社へ。

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本宮には武田信玄手植えの信玄桜が咲き、神殿内では結婚式、新郎新婦の姿が見えた。 お宮横丁で富士宮焼きそばと静岡おでん。

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帰りに静岡県内限定ハンバーグの有名店「さわやか」でげんこつハンバーグ。
ちょいと食べ過ぎ。


音楽は、ドレスデンシュターカペレの創立450年記念BOXCDからケンペの演奏を聴いていた。
収録は「こうもり」序曲にベートーヴェンの交響曲第7番第一楽章のリハーサル、
組曲「火の鳥」、ヨゼフ・シュトラウスの「天体の音楽」というもの。

この中で「火の鳥」は国内盤CD,ベートーヴェンはオルフェオのLPで所蔵済み。


ベートーヴェンはLPでは第一楽章から第三楽章までとエグモント序曲のリハーサルとケンペのインタビューが収録されていて2枚組だった。
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これは1970年6月18日のべートーヴェン・イヤーコンサートのためのリハーサル時の録音で、R.シュトラウスの管弦楽曲全集の録音の合間におこなわれたリハーサルを録音技師がテープを回して録音しておいたもの。


第四楽章のリハーサルがないのは予備のテープが切れてしまったからだろうか。

リハーサルではこの曲独特のタンタタンのリズムを伝統あるオケに何度もやり直させている。
リズミカルな刻みと横に流れる旋律の見事な調和。



その頂点が終結部の低音弦楽器の同じパターンの繰り返しにヴァイオリン群が乗る部分に集約されている。
51ykcjp8ckl_sx300_ 本番の録音が残っていれば聴いてみたいもの。




他の曲では「天体の音楽」のこの世離れした美しさがなんとも素晴らしい。

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