ラインスドルフのモーツァルト、レクイエム
曇り時々雨。本日も大気の状況が不安定で時々強風雨。
平安時代の貞観地震以来の地震活動期に入った日本。
4月に入って蔵王に噴火の兆候、中央構造線沿いに地震が頻発したりと嫌な気配。
イルカが大量に打ち上がりもあり、先週の日曜日には地震が起きるのではないかとネット上で噂が飛び交っていた。
職場でも明後日は新たなメンバーを迎えて防災関係の会議。帰宅は定時。
今日はエーリッヒ・ラインスドルフ指揮ボストン響のモーツァルトレクイエム。
これは凶弾に倒れたケネディ大統領の追悼ミサの実況録音として非常に有名なもの。
ザムコヒアンが弾くオルガンの前奏と後奏、そして枢機卿の説教やグレゴリオ聖歌も含んだミサの全貌を収録したもの。
LP期には60年代に国内盤として2度ほど出ているが、その後長い間廃盤となりCD時代になって復刻されている。
手持ちは復刻CDとLP期に1枚に詰め込んだ形で再発売されたSX2008という国内盤LP.
教会内での残響の多い録音で、もともとはっきりしない音だったが、手持ちのLPはかなり無理な詰め込みなので音は悪い。
だが解説書はおそらく初出当時と同じものらしく、解説とは別に写真や追悼文が多数収録されている。
深い悲しみに包まれた劇的な演奏で強烈な印象を残すドキュメンタリー。
マイクアレンジのためか、なぜか教会の鐘の音や会した人々のざわめきなどはリアルに再生される。
最後に演奏されるルイ・クープランのオルガン曲の美しさが泣かせる。
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