ハイドンの交響曲第13番
5月も終わり。爽やかな風が吹き抜ける新緑が蒼い空と良いコントラスト。
早朝、所用で伊豆韮山へ。
ついでに、今注目の韮山反射炉に行ってみた。
朝7時前、さすがにこの時間では誰もいない。

ついでに近くの韮山城址にも行ってみた。
戦国の梟雄北条早雲の居城。

豊臣秀吉の後北条氏攻めでは、44,000人の大軍に囲まれながらも耐え抜いた名城だ。
本城の周りには後北条と豊臣方が築いた数多くの砦跡が眠っている。
早朝の新緑の中に野鳥の囀りを聞く。草に埋もれた空堀と土塁の遺構。
引き続きゴーバーマンのハイドンの交響曲選集を聴いている。
いろいろな発見があって、ハイドンの初期の交響曲の面白さに開眼した思い。
交響曲13番の「ドーレーファーミ」のフィナーレ主題など、モーツァルトの「ジュピター」のフィナーレ主題とほぼ同じ。
ジュピターのフィナーレの主題は、モーツァルトが8歳の時に作曲した交響曲第1番の第2楽章にも使われている。

モーツァルトの交響曲第1番は1764年、ハイドンの交響曲第13番は1763年の作曲 。
交響曲第21番のメヌエットも「アイネクライネナハトムジーク」のメヌエット主題と同一と言ってもよいほどだ。
Youtubeはハイドンの交響曲第13番フィナーレ
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