レコードコンサートのリヒテル
連休明け二日目の金曜日は明日が土日だと思うと気分は軽い。
夜は沼津市民文化センター主催のレコードコンサートの解説。
開始は18時30分だが、最近は1時間ほど前から常連さん10人ほどが集まってサロン化している。
今のオフィスは文化センターまで車で30分以上かかる場所なので、本業を定時に終わらせてからではとても間に合わない。
この日は緊急のトラブルや会議が入らないことを祈りながら早退。
昨日のオケの練習前に新しく変わった担当とは軽く打ち合わせをし、機器のセッティングの指示も済ませてはあるものの、事前の機器とディスクのチェックは欠かせない。
会場のキャパは50名。
回によって変動はあるが、参加者は30~40名ほどのささやかな催しだ。
この催しが始まったのが1983年。
市民文化センターが出来た翌年で、その時以来30年ほど続いている。
当初クラシックとタンゴと交代で月1回年各6回ずつ毎月開催だったが、タンゴは講師の方が老齢なために数年前に止めてしまった。
20年ほど前のタンゴブームの時は立ち見が出るほどの盛況だったが、館長さんの話ではここ数年は参加者が減ってしまったとのこと。
後継者も見つからなかったという。
結局クラシックのみの隔月開催。
毎月やってほしいとの希望もあるが、さすがにそれはキツイのでお断りしている。
今回はロシアの音楽がテーマ。
リムスキー・コルサコフからチャイコフスキー、ラフマニノフなどの作品を紹介。
ここで沼響定演が演奏するラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を取り上げて、少しでもチケット売上に貢献できればとの見え見えの企画。
その中でリヒテル生誕100年にも絡めてリヒテルの弾くチャイコフスキーの「四季」も紹介。
結局クラシックのみの隔月開催。
毎月やってほしいとの希望もあるが、さすがにそれはキツイのでお断りしている。

ここで沼響定演が演奏するラフマニノフのピアノ協奏曲第2番を取り上げて、少しでもチケット売上に貢献できればとの見え見えの企画。
その中でリヒテル生誕100年にも絡めてリヒテルの弾くチャイコフスキーの「四季」も紹介。
プーシキン美術館での1982年ライヴだが、ピアノの初心者でも弾けるシンプルな曲が実に深く響く。
視聴後、参加者の方から使用ピアノは何でしょうかというマニアックな質問。
その方はヤマハではないか?ということだがスタインウェイの音ではないことはわかったが、断定はできなかった。
晩年のリヒテルがヤマハを好んで使ったことは有名な話だが、実際にはさまざまなピアノを使って録音を残している。
視聴後、参加者の方から使用ピアノは何でしょうかというマニアックな質問。
その方はヤマハではないか?ということだがスタインウェイの音ではないことはわかったが、断定はできなかった。
晩年のリヒテルがヤマハを好んで使ったことは有名な話だが、実際にはさまざまなピアノを使って録音を残している。
Youtubeはリヒテルの弾く「四季」
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