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2015年5月16日 (土)

オーマンディ、学生オケを振る

雨のち曇り。土曜休み。
夜明け前に突然の雨音で目が覚めた。10分余りで小降りになったが典型的なゲリラ豪雨。

地元の内浦漁協直営店「いけすや」が本日オープン。

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奥駿河湾の内浦は養殖真アジの北限で出荷量日本一ということで、活アジを中心としたメニューの飲食店と売店を併設。

昼時に家内と行ったら予想通り長蛇の列。

外のテントの試食コーナーで、顔見知りの漁協の組合長と立ち話をしながらイカや干物をいただきながら待つこと一時間余り。
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活アジのお造り定食はさすがに鮮度の良いアジで美味かった。アジの澄んだ目が新鮮の証。


今日は「Congress of Strings 1963」を聴いた。

米キャピトルが出していた非売品のLPで、ミシガン大学が主催する若手弦楽器奏者向けのセミナーのライヴ録音。

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ここで振っている指揮者がオーマンディなのが貴重。

B面はダラス響の音楽監督だったダグラス・ヨハノス。

オーマンディは「ブランデンブルク協奏曲第3番」にコレルリの「サラバンド、ジーグ、バディヌリ」、モーツァルトのアダージョとフーガ、バーバーの弦楽のためのアダージョというもの。

ヨハノスはドヴォルジャークの弦楽セレナーデにバルトークのディヴェルティメントの終曲を振っている。

モーツァルトはおそらくオーマンディ唯一の録音。
バッハもオルガン曲のオケ版アレンジは多数録音しているものの、ブランデンブルク協奏曲の録音はこれが唯一だったと思う。

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コレルリはEttore Pinelliのアレンジで、フィラデルフィア管との録音が出ている。

演奏を聴いた限りでは人数はかなり巨大。
写真を見るとメンバーはかなり若い学生たちのようだが、技術レベルは日本の音大生オケレベルよりも低い。

驚いたのは、学生オケを振りながらも響きがフィラデルフィア管のような音が出ていることで、優れたヴァイオリン奏者だったオーマンディの凄さをあらためて確認。

演奏のまとまりとしてはヨハノスの振ったドヴォルジャークの方が良い。

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