ボールトのウォルトン
7月も今日で終わりの金曜日。
昨晩は気温が下がらずクーラーのない寝室は窓を開けても無風状態。
破れた網戸の隙間から蚊が侵入し眠れぬ一夜を過ごし寝不足気味。
今月は土日に雨が多く、日曜百姓の身としては畑作業もままならず畑が荒れてしまった。
茄子、南瓜、冬瓜その他、夏野菜は採れてはいるものの、例年に比べれば手抜きがそのまま結果に表れている。
農作物は正直だ。
今日はイギリスの名指揮者、サー・エイドリアン・ボールトのウォルトンを聴く。
ウォルトンの代表作2作、交響曲第1番とオラトリオ「ペルシャザールの饗宴」。
・交響曲第1番変ロ短調
・オラトリオ『ベルシャザールの饗宴』*
サー・エイドリアン・ボールト指揮
ロンドンフィルハーモニー管弦楽団、合唱団
デニス・ノーブル(バリトン)
1956年8月15-30日 、1953年9月10-14日* 録音
SOMMから出ているCDで、先月ハードオフのCDコーナーで1枚当たり400円でまとめてゲットしたイギリス音楽ものの1枚。
どうやらNIXAのオリジナルLPからの板起こしらしい。
この中で交響曲第1番の録音は1970年代末にテイチクが国内盤を出していて、リアルタイムで買ったLPが今でも手元にある。
だがこの国内盤LPは音が悪く、曲と演奏の良さを十分にとらえていない。
国内盤LPに比べこのCDの音は実に鮮明、オリジナルLPが入手難なので今聞く音源の中ではこれがベストだろう。
「ペルシャザールの饗宴」もモノラルながら不満は感じられない。
合唱に多少の粗さは感じられるものの、ウォルトン独特のハードボイルドなカッコよさその中で微妙な崩し加減が絶妙。
Youtubeはウオルトンの「ペルシャザールの饗宴」2012プロムス、尾高忠明の指揮
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