又吉直樹芥川賞受賞記念ライヴ
猛暑の中、オフィスに引きこもりの一日。
昼休みも外出する気にならず、社内の売店でサンドイッチを買い机上のパソコンのイヤフォンでブラ1を聴いたりしていた。
帰宅しようとすると車の中は尋常でない暑さとなり、放置してあった文庫本がヘロヘロになっていた。
昨日は又吉直樹芥川賞受賞記念ライヴに家内と娘の3人で行っていた。
場所は沼津よしもと劇場、開演12時30分。
よしもと劇場が沼津駅前の西武跡地にできて約1年。
一度は入ってみたいとは思っていたものの出演者に魅力を感じずそのまま経過。
大阪の「なんばグランド花月」の吉本劇場は、昨年2月に職場の親睦旅行で行っている。
沼津のキャパは芝居小屋風の150人。
直前までチケットは残っていたようだが開演時間には満席。
やはり又吉効果は大、外は沼津夏祭り。
出演は「ヌマンヅ」、「チューリップ」の地元沼津勢から始まって、「プラスマイナス」
「もう中学生」「??」その他そしてトリが「ピース」というもの。
全部で8団体出たはずだが、あと二つが思い出せない。????
娘によると「ピース」の前に出たお笑いコンビ(影が薄く名前を忘れてしまいました)と「もう中学生」はテレビにも出ていて比較的有名らしい。
席はほぼ真ん中で出演者は良く見えた。
真後ろに常連らしきオッサンがいて、しきりに出演者に向けて大きな声を発している。
「よ!、日本一!!」
自分たちも含め大部分は「沼津よしもと劇場」は初めての雰囲気の中で、このオッサンはかなり浮いていた。
「ピース」以外では「プラスマイナス」の相方の野球場の形態模写が、臨場感がありよかった。
手作りダンボールのセット?を使った「もう中学生」のネタはどうしようもなく空虚なものだったが、本人の独特のキャラがインパクト強し。
そしてトリに「ピース」の登場。
会場内は、なま又吉がそこに居るというだけで、受賞おめでとうの祝賀ムード一色。
コントを楽しむ雰囲気とは程遠く、ネタはテレビで観たものと同じものであまり印象に残っていない。
終演後遅い昼食を食べようと外に出たところ、髪を後ろに縛った又吉本人が、若手芸人数人を引き連れ自分たちの脇をすーとすり抜け駅前大通りを横切り、劇場の真向かいの割烹「とりう」に入っていった。
家内が又吉本人に会釈したら、あちらも会釈を返してくれた。
自分たちは鳥料理の気分ではなく、「とりう」には入らず老舗蕎麦屋の「幅田屋」。
帰宅後の音楽は、エーリッヒ・クライバー指揮コンセルトヘボウ管で、 ベートーヴェンの交響曲第7番。
聴いたのは英エクリプスのLPの疑似ステレオ。
この演奏は国内盤のLPをかなり以前に入手していて、沼響HPの聴き比べコラムは国内盤を聴いて感想を書いている。
だが国内盤はLP片面に全曲を詰め込んだもので音は良くなかった。
このエクリプス盤は、疑似ステレオとはいえ低音と高音を機械的に左右に分けたものではなく、コンサートホールで実際に聴くような響きを付加したもの。
息子カルロスに大きな影響を与えた父クライバーだが、この第7番は細かな部分でかなり個性的 生き生きとした躍動感の中に堂々たる風格が漂うのがさすがだ。
自分たちも含め大部分は「沼津よしもと劇場」は初めての雰囲気の中で、このオッサンはかなり浮いていた。
「ピース」以外では「プラスマイナス」の相方の野球場の形態模写が、臨場感がありよかった。
手作りダンボールのセット?を使った「もう中学生」のネタはどうしようもなく空虚なものだったが、本人の独特のキャラがインパクト強し。
そしてトリに「ピース」の登場。
会場内は、なま又吉がそこに居るというだけで、受賞おめでとうの祝賀ムード一色。
コントを楽しむ雰囲気とは程遠く、ネタはテレビで観たものと同じものであまり印象に残っていない。
終演後遅い昼食を食べようと外に出たところ、髪を後ろに縛った又吉本人が、若手芸人数人を引き連れ自分たちの脇をすーとすり抜け駅前大通りを横切り、劇場の真向かいの割烹「とりう」に入っていった。

自分たちは鳥料理の気分ではなく、「とりう」には入らず老舗蕎麦屋の「幅田屋」。
帰宅後の音楽は、エーリッヒ・クライバー指揮コンセルトヘボウ管で、 ベートーヴェンの交響曲第7番。
聴いたのは英エクリプスのLPの疑似ステレオ。

この演奏は国内盤のLPをかなり以前に入手していて、沼響HPの聴き比べコラムは国内盤を聴いて感想を書いている。
だが国内盤はLP片面に全曲を詰め込んだもので音は良くなかった。
このエクリプス盤は、疑似ステレオとはいえ低音と高音を機械的に左右に分けたものではなく、コンサートホールで実際に聴くような響きを付加したもの。
息子カルロスに大きな影響を与えた父クライバーだが、この第7番は細かな部分でかなり個性的 生き生きとした躍動感の中に堂々たる風格が漂うのがさすがだ。
Youtubeはエリッヒ・クライバー指揮の「芸術家の生涯」
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