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2015年8月17日 (月)

プレヴィン&イェールカルテットのブラームス

朝早く雨音と窓から入る涼しい風で目が覚めた。

二度寝したので頭はボケ気味だが休養十分で体は軽い。

今日は一日雨。夜になって風雨強し。


盆休みも明けて、机上に溜まった決裁書類に目を通し、先週末の報告を受けたりしていた。

先週末に気になる案件があり、自分が休み中でも何か起きたら連絡するよう指示していたのだが、問題なく事は運んだとのこと。
早朝から夜遅くまで勤務していた担当は今日から夏休み。

ご苦労様でした。



今日はアンドレ・プレヴィンのピアノでブラームスの室内楽。
ピアノ五重奏曲を聴いていた。

イエール弦楽四重奏団との共演で1972年のEMIへの録音。
手持ちは国内盤LP


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・ピアノ五重奏曲 ヘ短調作品34     :ブラームス
   

    pf:アンドレ・プレヴィン
   
   イエール弦楽四重奏団
       Vn:ブローダス・アール、安芸昌子
       Vla:ワルター・トランプラー
       Vc:アルト・パソリット


プレヴィンがジャズの演奏家としての印象が強かった時期の録音。

この頃のプレヴィンのクラシック系の録音はほとんど協奏曲が中心で、単独のもので有名曲としてはショスタコーヴィチの交響曲第5番やラプソディ・イン・ブルーなど。

あとはラフマニノフの交響曲第2番やニールセンの交響曲第1番などの当時としてはマイナーな曲ばかり。

クラシックの空いたレパートリーの穴埋め役的な存在で、既にジャズピアニストとして高い名声を上げていたプレヴィンをレコード会社が持て余していたような印象だ。


この頃の演奏としてはフィラデルフィア管の首席オーボエ奏者だった、ジョン・デ・ランシーの独奏でフランセの「花時計」が、カップリングされていたサティの「ジムノペディ」のドビュッシーのオケ編の甘い雰囲気とともに印象に残っている。

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このブラームスはプレヴィンのブラームスの楽曲初録音。
後にウィーンムジークフェライン弦楽四重奏団と再録音をしている。


同じ年のサウスバンクス音楽祭でのライヴが非常に好評で、急遽レコーディングとなったもの。
イエール弦楽四重奏団はヴィオラのワルター・トランプラーやヴァイオリンの安芸晶子をメンバーとした実力派カルテット。



ファーストヴァイオリンのブローダス・アールは、50年代にニューミュージック弦楽四重奏団を率いて、バルトークレコードにベートーヴェンのラズモフスキー第3番の超絶的な名演を残している。

旧日本フィルの草創期のコンサートマスターとして日本とも関係が深く、日本人の弟子も多い。


安芸晶子は斎藤秀雄門下としてサイトウキネンオーケストラや水戸室内管弦楽団のメンバーとしてもお馴染み。


ワルター・トランプラーはブタペスト弦楽四重奏団やボザールトリオがヴィオラ一人を追加する時の常連。
ブローダス・アールとはニューミュージック弦楽四重奏団以来の仲間。


この録音が日本デビューとなったが、その後ベートーヴェンの弦楽四重奏曲集などの名演をいくつか残している。



若々しくも瑞々しいプレヴィンのピアノと、しなやかでいて丁々発止の火花を散らすハイテンションのブラームスを聴くことができる。



youtubeはAndre Previn & Sylvia Mcnair - This Time the Dream's on Me

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