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2015年9月 4日 (金)

ラングレーのミサ曲「幸いなるかな女王」

昨日からの雨の余波で朝から雲が低く垂れこめる金曜の空。

昼からはよく晴れた。 午後は職場の防災訓練。


Fsh80014 消防署の方や県の起震車まで来て本格的な訓練となった。



昨日は休みを取って人間ドック。











受付を済ませ検査着に着替えて病院の待合にいると、仕事上で関係のある外部の委員さんが横に座ってきた。

挨拶すると年に一回の人間ドックだという。


しばらく雑談をしていると、今度は中学校の同級生が話しかけてきた。


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公認会計士を営む彼は委員さんと同業で懇意の仲らしい。
私と委員さんが話をしているのを不思議そうな顔で見比べている。


事情を話すと彼は納得。
持病があり病院には定期的に通っているのだという。


この年になると、皆いろいろと体の不具合が顕在化していくもの。


血液検査、内臓エコー、心電図、レントゲンその他、ひととおりの検査はほぼ昼ごろに終了。


最後に人間ドック担当の先生から説明を受けた。

ほぼ予想された内容だった。


日ごろの不摂生と運動不足からの各種症状。
メタボ気味だし健康体とは言い難いのは自覚していました。


3つの「あ」に気を付けなさいという先生のご指摘。


3つの「あ」とは「あぶら」「アルコール」「甘いもの」。


さらに今回動脈硬化の検査で、体の左右の血圧に差があることが新たに判明。


正常値内なので心配はないとのことだが、ネットで心臓や脳血管疾患など循環器系の病気の可能性があるとの記述を見つけて不安になってきた。


今度は脳ドックを受けてみるかな・・・・・ 


いただいた食券を握りしめ病院内の食堂で大盛りカツカレーを食べて帰宅。

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「あ!・・・」

食べ始めてから3つの「あ」のことを思い出した。


昨日は家内も胃の検査があり2人で仕事は休みの日。
家内の方は異常なしの健康体。



20世紀フランスの盲目の作曲家、ジャン・ラングレーの合唱作品を聴いていた。


仏エラートのLPでカイヤール合唱団の演奏。
曲はミサ曲「幸いなるかな女王」。


カップリングは15世紀フランドル地方の大作曲家ギヨーム・デユファイの「無名のミサ(Missa sine nomine)

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・ミサ曲「幸いなるかな女王」      :ジャン・ラングレー

・「無名のミサ(Missa sine nomine)」  :ギヨーム・デユファイ


    デイヴィッド・ジュリアン&フィリップ・カイヤール指揮 
    カイヤール合唱団
    ブラスアンサンブル
    オルガン:ジャン・ラングレー

                    ERATO LDE3023

    録音 1955年2月、5月 パリ ノートルダム寺院 ほか


A面とB面では演奏者も録音場所も異なるがこれがオリジナルだろう。


ラングレーの曲は2群の合唱団に独立した女声合唱、オルガンにブラスアンサンブルという比較的大規模な作品。
この録音の前年の1954年に作曲された。


いくぶん平易で中世的な雰囲気の中に近代的な響きを融合させた傑作だ。

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冒頭からブラス群とオルガンの豊麗な響きに圧倒される1枚。

ノートルダム寺院内にあふれる巨大な音響の洪水がすさまじく、合唱も気合い十分の見事な演奏。

ラングレー自身がオルガンを弾いている。

一方のデユファイは3本のトロンボーン伴奏による現代風のロマンティックな演奏。


豊かな残響の中にも各声部は明瞭。
モノラルとはいえ美しく心地よい音が鳴っている。

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名エンジニア、アンドレ・シャルランの手になる曲の特徴を見事に捉えた名録音だ。


1956年、フランス・ディスク大賞受賞の名盤。


Youtubeはラングレーのミサ曲「幸いなるかな女王」

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