カリッシミのオラトリオ「イェフタ」
シルバーウィーク3日目。
今日も天気が良く爽やかな秋の一日。
午前中は母方の祖父母の墓参り。
母を連れて隣町の三島市へ。
墓所は古代の在庁官人の館があった小山の一角。
直ぐ下を駿豆線が通り雲がなければ富士山がよく見える場所だ。
時々踊り子号も通る。
足の悪い母の手を引いて山道を登る。道の両脇にはヒガンバナ。
今年はいつもよりも花が小さいようだ。
母の実家とわが家の祖は武田家の旧臣で、遠く戦国の世から交流が続き墓石には共通の先祖の名が刻まれている。
帰りに母の実家に寄って叔母と歓談。
帰宅後母が眼鏡をなくしたことに気がついて、再び墓地に探しに行ったりしていて貴重な休みの時間を浪費。Orz
音楽はイタリアの作曲家ジャコモ・カリッシミ(1605~1674)のオラトリオ「イェフタ」を聴いていた。
先日、巨大なモツレクの演奏を聴いたコッホ指揮の、ベルリン室内管にペーター・シュライヤーその他の旧東ドイツの音楽家たちによる演奏。
国内盤フィリップスのLP
カリッシミの「イェフタ」は古典的オラトリオの形式の初期の作品。
勝利の凱旋の場から急転直下、悲劇に転換する劇的なストーリー展開、前半と後半の音楽の対比も見事な素晴らしい名曲だ。
コッホの指揮も厳しくも格調高き素晴らしい名演。
Youtubeはカリッシミの「イェフタ」
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