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2015年9月18日 (金)

ディーリアスの「高い丘の歌」

午前3時に突然のサイレンと町内放送で起こされた。

タブレットのエリアメールも鳴っている。
チリ地震による津波注意報ということらしい。

遠いし、防潮堤もあるから大丈夫だろうと思いそのまま布団を被ったところ、屋根を叩く大粒の雨音が聞こえてくる。


遠くには雷。


また雨かぁ・・・とウトウトしはじめたら、雷がしだいに近くなり稲光と雷の音が盛大に聞こえてきた。

とても眠るどころではなくなってきた。

窓を開けようと思った瞬間、ピカ!ドシャーンという音と同時に家がグラグラと揺れた。
至近距離に落ちたらしい。

睡眠不如意のまま朝のニュースを見ると近くの集落には津波避難指示が出ていた。
大雨洪水警報も発令中。

出かけ間際には竜巻注意報まで加わっていた。まさに四役揃い踏み。


昨日は夕方から重要な会議が入り、オケの練習は結局休んでしまった。



11月の演奏会のポスターとチラシが出来上がったらしい。

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ファミリーコンサートらしく可愛らしい出来だ。


今日も終日会議。 懸案事項を抱えてモヤモヤしたまま明日から連休。



帰宅後はディーリアスの「高い丘の歌」を聴いていた。

英ユニコーンのCDで作曲家のG.フェンビー指揮ロイヤルフィル、合唱はアンブロジアンシンガーズによるもの。


6月にハードオフに大量放出されたイギリス音楽のCDコレクションの中の1枚。

カップリングは同じくディーリアスの「ソングズ」。
オーケストラ伴奏版の初録音だという。


指揮のフェンビーは、失明した晩年のディーリアスの面倒を見たディーリアスの愛弟子。

Delius_high_hills_1


・高い丘の歌  Song of High Hills

・夢見る夜

・楽園の島

・白い月

・ノルウェーの7つの歌  ほか

   エリック・フェンビー指揮
  ロイヤルフィルハーモニック管弦楽団
  アンブロジアン・シンガーズ
  ソプラノ:フェリシティ・ロット
  メゾソプラノ:サラ・ウォーカー
   テノール:アンソニー・ロルフィー・ジョンソン

1983年録音  

UNICORN-KANCHANA    DKP(CD)9029

若い頃は、ディーリアスの音楽のどこが良いのかさっぱりわからなかった。


ところが最近になっていいなぁと自然に思えるようになってきた不思議。

この「高い丘の歌」も茫洋とした掴み所のない音楽でありながら、聞いていてすーと引き込まれるような不思議な魅力に満ちている。

弦楽器の繊細な響きに乗って無歌詞の合唱にトランペットソロが重なる部分など、うまいぁと素直に思う。


強奏の部分では、大きな広がりを持ったブルックナーの交響曲のアダージョ楽章を連想した。


フェンビーの指揮は師匠への尊敬と愛情の心が自然に移入されたもの。


Youtubeはディーリアスの「二つの水彩画」、合唱曲をフェンビーが編曲したもの

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