ピーター=ルーカス・グラーフのバッハ
土曜休み、本日午前中の降水確率70%。
起きると今にも振り出しそうな空模様。
とにかく降らないうちに畑作業をしようと襤褸に着替えると、熟して野鳥にやられはじめている庭の柿が目に入った。

庭の柿は2本だが、数年前にウイルス性の病気に感染、実は付けても熟す前に落ちてしまうようになり昨年の収穫はゼロだった。
今年はそのうちの一本が久しぶりに熟すところまでやっと到達。
急遽計画変更で柿を採ることに。
脚立を出して収穫しているうちに、何も実がないと思っていたもう一本に1個だけ実が生っていた。
手の届かぬ高いところに適度に熟したうまそうな柿を発見。
見上げていたらメジロが2羽飛んできて突っついて去って行った。
一番良い部分は野鳥の餌。

少ししか採れなかったが少ない分甘みが凝縮したようだ。
甘かった・・・・
結局、多少ぱらついたものの曇りの一日。
今日はピーター・ルーカス・グラーフのフルートと指揮でバッハを聴いた。
瑞西クラーヴェス原盤の国内盤LP。1972年録音

・ 管弦楽組曲2番 BWV.1067
・チェンバロ、ヴァイオリン、フルートのための三重協奏曲 イ長調 BWV.1044
フルートと指揮:ピーター=ルーカス・グラーフ
イギリス室内管弦楽団
チェンバロ:ジョルグ・エヴァルド・デーラー
ヴァイオリン:ホセ・ルイス・ガルシア
組曲第2番は線が細く、期待したほどではなかったが、三重協奏曲が非常に良い。
この曲はチェンバロのための前奏曲とフーガとオルガンのためのトリオソナタを編曲したもので、ちょうどブランデンブルク協奏曲第5番のような趣。
終楽章がフーガなのが珍しい。
ちなみにひとつ前のBWV1043は二つのヴァイオリンのための協奏曲。
三者のソロがバランスよく絡み合い、音楽の流れにほど良く乗った名演だ。
Youtubeはピーター=ルーカス・グラーフの吹くフランクのヴァイオリンソナタのフルート版
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