水木しげるさん逝く
11月も今日で終わりの月曜日。
よく晴れて自宅近くからは富士山が良く見える。
昨日の日曜は休みだったものの土曜出勤の疲れが充分に取れず、
今日は起きた直後から体が重いことを自覚。
漫画家の水木しげるさんが亡くなった。
幼い時からのファンだっただけに大往生とはいえ非常に寂しい。
最近読んだ水木さんの自伝「ほんまにオレはアホやろか」
他に比べようがない型破りの生き方には、ただただ驚きと畏敬の気持ちのみであります。
この本は本当に面白かった。
昨日は「全国子守歌フェスタ」の開会式に紀州根来の鉄砲隊研究会の演武があるというので市民文化センター横の香陵グラウンドへ行ってみた。
宣伝が充分でなかったためかギャラリーは50人ほど。
僧兵の装いの鉄砲隊の方々は6名。
戦国時代に雑賀衆とならび鉄砲傭兵集団として勇名を馳せた根来衆。
火縄銃の一斉射撃の轟音はなかなかの迫力だった。
夜にEテレで、リントウ指揮フィンランド放送響の演奏を放送していた。
自分が聴いた翌日の11月4日、サントリーホールでのライヴ。
プログラムはアンコール以外は同一。
実演ではよくわからなかったリントウの表情がよく見えて面白い。
オケのやる気がテレビ画面を通じてよく伝わってくる。
演奏全体の印象は実演とあまり変わらぬものの、諏訪内晶子のヴァイオリンは、3日の静岡よりもサントリーホールでの演奏の方が良かったようだ。
先日まとめて購入したフィリップスのオーディオクリニックシリーズから何枚か聴いてみた。
1枚目はコロンビア出身のラファエル・プヤーナのチェンバロでクープランの楽曲。
プヤーナの演奏は典雅というよりも豪快に弾く古いスタイル。
実演ではこれほど大きな音ではチェンバロは聞こえない。
生々しい響きを見事に捉えた録音が良い。
オリジナルは、マーキュリーのリビング・プレゼンスシリーズ。
そして同じシリーズでもう一枚は、ハイティンクの指揮でマーラーの歌曲。
交響曲第4番の第4楽章(天上の音楽)と「さすらう若人の歌」のカップリング。 アメリンクとヘルマン・プライの歌。
交響曲第4番の演奏は国内盤で全曲を所有済。
通常盤の国内盤も良い音だが、オーディオクリニックシリーズの音はコンセルトヘボウのホールの空気感がそのまま部屋の中に充満するような錯覚に陥るほどの音。
演奏もハイティンクの旧全集中でも出色の1枚だ。
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