アンチェル&チェコフィルの来日公演
昨晩の雨は朝には上がり暖かな一日。
通勤時に見えた富士はすっぽり雪をかぶっていた。
写真は今日友人が撮った富士山です。
ついでに3年前の今日、仕事で行っていた沼津市の南部、戸田地区からの美しい日没。
出勤すると早速システムトラブルの報告。来年の更新を控え最近特に増えてきた。
先日、Eテレでチェコフィル来日の模様が放送されていた。
ビエロフラーベクの指揮で「わが祖国」全曲。
ビエロフラーベクの演奏は奇を衒わず、さりとてローカルな伝統墨守に陥ることのないいぶし銀の正統派の名演だった。
先月聴いたチェコフィルコレギウム合奏団のメンバーもちらほらと画面に出ている。
放送の最後に、NHKの過去のライブラリーから1959年のチェコフィル初来日時の映像が紹介されていた。
指揮は名匠カレル・アンチェル。
曲はスメタナの歌劇「売られた花嫁」序曲に「新世界から」からの第1楽章というもの。
場所は東京体育館。
びっしり隙間なく埋まった客席からは、当時の聴衆たちの1音も聴き逃すまいという真剣な表情が古い映像から伝わってくる。
この時のチェコフィルの来日は、奇しくもカラヤン率いるウィーンフィルの来日とぶつかっていた。
アンチェルとチェコフィルの気合いの入り方も尋常でない様子。
聴衆も演奏者も一期一会の機会に燃えた熱い時代の記録。
今日はアンチェルの指揮でストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」
場所は東京体育館。
びっしり隙間なく埋まった客席からは、当時の聴衆たちの1音も聴き逃すまいという真剣な表情が古い映像から伝わってくる。
この時のチェコフィルの来日は、奇しくもカラヤン率いるウィーンフィルの来日とぶつかっていた。
アンチェルとチェコフィルの気合いの入り方も尋常でない様子。
聴衆も演奏者も一期一会の機会に燃えた熱い時代の記録。
今日はアンチェルの指揮でストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」
1962年の録音の国内盤LP。1947年版使用。
フルートの古雅な音色に独特の色気が漂う。
各声部を明確に浮かび上がらせ明晰でいて温かさも感じさせる苦労人のアンチェルらしい名演だ。
フルートの古雅な音色に独特の色気が漂う。
各声部を明確に浮かび上がらせ明晰でいて温かさも感じさせる苦労人のアンチェルらしい名演だ。
Youtubeはアンチェル指揮チェコフィルの「モルダウ」
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